例文・使い方一覧でみる「入れ物」の意味


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...碁石を白も黒もかまわず入れ物にしまってしまった...   碁石を白も黒もかまわず入れ物にしまってしまったの読み方
有島武郎 「碁石を呑んだ八っちゃん」

...はいっているのだ」「入れ物?」「そうだ...   はいっているのだ」「入れ物?」「そうだの読み方
海野十三 「火星兵団」

...たいへんかたい胴! ドラム缶のような胴! あれがその入れ物なんだよ」「火星人がはいっている入れ物? あのいかめしい胴中(どうなか)に火星人がはいっているのかね...   たいへんかたい胴! ドラム缶のような胴! あれがその入れ物なんだよ」「火星人がはいっている入れ物? あのいかめしい胴中に火星人がはいっているのかねの読み方
海野十三 「火星兵団」

...入れ物だけは今日この会の成立に際して拵えて置くが順序でないかと思います...   入れ物だけは今日この会の成立に際して拵えて置くが順序でないかと思いますの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...テレピン油の入れ物を嗅いでくしゃみをし...   テレピン油の入れ物を嗅いでくしゃみをしの読み方
R.W. チェンバース R.W. Chambers The Creative CAT 訳 「四風の街」

...餘分の物は種々の入れ物に貯(たくは)へ置(お)かれしものと見ゆ...   餘分の物は種々の入れ物に貯へ置かれしものと見ゆの読み方
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」

...必要以外(ひつえういぐわい)の石鏃(せきぞく)を作(つく)り置(お)き之を土器其他の入れ物に収(をさ)めて後日の豫備(よび)とし或は物品交換(ぶつぴんかうくわん)の用に供(きよう)する爲貯(たくは)へ置(お)きしならん...   必要以外の石鏃を作り置き之を土器其他の入れ物に収めて後日の豫備とし或は物品交換の用に供する爲貯へ置きしならんの読み方
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」

...中身を大きな入れ物に注いで...   中身を大きな入れ物に注いでの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」

...pilcher(鞘)―― pilche, 入れ物...   pilcher―― pilche, 入れ物の読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...其處からお入れ物を持つて來てお眼にかけな」美しい客と見ると...   其處からお入れ物を持つて來てお眼にかけな」美しい客と見るとの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...お舟も和助も――二人とも居なかったというじゃありませんか」「…………」「それから半刻ばかり経って入れ物を取りに行くと...   お舟も和助も――二人とも居なかったというじゃありませんか」「…………」「それから半刻ばかり経って入れ物を取りに行くとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...それに自分の盜んだ金の入れ物を...   それに自分の盜んだ金の入れ物をの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...十日、いよいよ利尻山に登山するために、鴛泊の宿を払暁に出発した、同行は例の四人の外に人足がたしか七人か八人かであろう、つまり一人に就て人足二人位の割合であったように思うている、とにかく弁当やら、草の入れ物やら、あるいは余が使用する押紙などを、沢山に持たしたのであるから、普通の人の登山に較べたら、人足の数もよほど多かったであろうと思う、鴛泊の町を宿屋から南東に向って、五、六町も行ってから、右の方に折れたように思う、一体は宿を出でて間もなく、右に曲りて登るのが利尻山への本道であるらしいが、余らの一行は、途中で、ミズゴケを採る必要があるので、ミズゴケの沢山にあるという池の方へ廻ることになったために、こんな道筋を進んだのである、町はずれから右に折れて、幾町か爪先上りに進んで行けば、高原に出るが、草が深くて道は小さいので、やっと捜して行く位である、次第に進むに従って雑木やら、ネマガリダケ、ミヤコザサなどが段々生い繁って、人の丈よりも高い位であるからして、道は殆んど見ることが出来ないようなというよりも、道は全くないと言った方が宜いのである、そんなところを数町の間押分けながら進んで、漸く池のある所に出たが、無論この池の名はないのである、ミズゴケが沢山この辺にあるので、一同は充分に先ずこれを採集した、池の辺は、トドマツと、エゾマツが一番多くこの辺はすべて喬木林をなしている、その林中にある植物は、重(おも)なるものを数えて見ると、ミヤマシケシダ、シロバナニガナ、ツボスミレ、ホザキナナカマド、メシダ、オオメシダ、ジュウモンジシダ、ミヤママタタビ、サルナシ、バッコヤナギ、オオバノヨツバムグラ、テンナンショウ、ヒトリシズカ、ミツバベンケイソウ、ヒメジャゴケ、ウド、ザゼンソウ、ナンバンハコベ、ミヤマタニタデ、イワガネゼンマイなどである、この池から先きは、多少の斜面となっているので、その斜面を伝うて登れば先ず笹原である、笹原の次が雑木である、雑木の次がエゾマツとトドマツの密生している森林で、道は全く形もないのに傾斜はますます急である、一行はこの森林の中を非常な困難をして登ったのであるが、間もなく斜面が漸く緩になると同時に、森林が変じて笹原となって、終には谷に出ることが出来た...   十日、いよいよ利尻山に登山するために、鴛泊の宿を払暁に出発した、同行は例の四人の外に人足がたしか七人か八人かであろう、つまり一人に就て人足二人位の割合であったように思うている、とにかく弁当やら、草の入れ物やら、あるいは余が使用する押紙などを、沢山に持たしたのであるから、普通の人の登山に較べたら、人足の数もよほど多かったであろうと思う、鴛泊の町を宿屋から南東に向って、五、六町も行ってから、右の方に折れたように思う、一体は宿を出でて間もなく、右に曲りて登るのが利尻山への本道であるらしいが、余らの一行は、途中で、ミズゴケを採る必要があるので、ミズゴケの沢山にあるという池の方へ廻ることになったために、こんな道筋を進んだのである、町はずれから右に折れて、幾町か爪先上りに進んで行けば、高原に出るが、草が深くて道は小さいので、やっと捜して行く位である、次第に進むに従って雑木やら、ネマガリダケ、ミヤコザサなどが段々生い繁って、人の丈よりも高い位であるからして、道は殆んど見ることが出来ないようなというよりも、道は全くないと言った方が宜いのである、そんなところを数町の間押分けながら進んで、漸く池のある所に出たが、無論この池の名はないのである、ミズゴケが沢山この辺にあるので、一同は充分に先ずこれを採集した、池の辺は、トドマツと、エゾマツが一番多くこの辺はすべて喬木林をなしている、その林中にある植物は、重なるものを数えて見ると、ミヤマシケシダ、シロバナニガナ、ツボスミレ、ホザキナナカマド、メシダ、オオメシダ、ジュウモンジシダ、ミヤママタタビ、サルナシ、バッコヤナギ、オオバノヨツバムグラ、テンナンショウ、ヒトリシズカ、ミツバベンケイソウ、ヒメジャゴケ、ウド、ザゼンソウ、ナンバンハコベ、ミヤマタニタデ、イワガネゼンマイなどである、この池から先きは、多少の斜面となっているので、その斜面を伝うて登れば先ず笹原である、笹原の次が雑木である、雑木の次がエゾマツとトドマツの密生している森林で、道は全く形もないのに傾斜はますます急である、一行はこの森林の中を非常な困難をして登ったのであるが、間もなく斜面が漸く緩になると同時に、森林が変じて笹原となって、終には谷に出ることが出来たの読み方
牧野富太郎 「利尻山とその植物」

...右手指でその入れ物ブリキ缶(かん)の底に残った米を拾い食うた後...   右手指でその入れ物ブリキ缶の底に残った米を拾い食うた後の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...それで入れ物は荷造りの最初なのである...   それで入れ物は荷造りの最初なのであるの読み方
柳田国男 「母の手毬歌」

...大ていはそっくり入れ物に入れてくることがまた一つであったが...   大ていはそっくり入れ物に入れてくることがまた一つであったがの読み方
柳田国男 「母の手毬歌」

...そう大きな入れ物にならなかったかと思われる...   そう大きな入れ物にならなかったかと思われるの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...柴進からの差入れ物はすべて...   柴進からの差入れ物はすべての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「入れ物」の書き方・書き順

いろんなフォントで「入れ物」

「入れ物」の英語の意味


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ご神木   未聞     

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