...南極地方へいく地底戦車の中にしのび入るなんて...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...そんなに恐れ入るのはまだ早い...
江見水蔭 「備前天一坊」
...そこの一室に入ると...
田山花袋 「道綱の母」
...」入る前に、ホームズは破られたという戸を調べてみた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...今度は哲学の領域をさえ踏み越えて幾何学の世界に這入る...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...初めて有機的連関に這入ることが出来る(認識論と宗教学との結合を実証したデュルケムの労作はこの点に就て重大な功績をもたらした)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...少年期に入るに及んで温順となり鞣皮工の労働の傍ら文学...
戸坂潤 「辞典」
...それだけ耳に這入る這入り方も不自然に歪曲されている...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...妻の病室へ入る...
外村繁 「落日の光景」
...そこはネルロだけが入るところになっていました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...この城あとの大手の崩れ門から入ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...池に入るか崖(がけ)からとび降りるかして死んだというような伝説が残っていた...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...八五郎は呆気(あっけ)にとられて聴き入るばかりです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...川を上って途中から水戸街道へ入るがいい...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...パウロがテントに入ると...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...「とても私には道場へ這入るほどの資格はありませんよ...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...(間)――(崖の端に立つた街燈の裸かの電球にポカツと灯が入る...
三好十郎 「妻恋行」
...伸太郎 お母さんの気に入るといいけれど……...
森本薫 「女の一生」
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