「入る」の意味
中へ入ること
小説での「入る」の使い方
...して見ると遲くも午後の二時か三時には山口縣下の由宇の碇泊地へ入るのに相違ない...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...もし忍びても丹後の人此地に入る時は天気大きに損じて風雨打続き船の出入無く...
太宰治 「津軽」
...勝手に廻れ右をして家のなかへ這入るばかりですから――さあ...
谷譲次 「踊る地平線」
...また美保子は風呂場に入る時...
外村繁 「澪標」
...松の大木を振り廻して大勢の中へ割って入ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...その晩も蚊帳(かや)へ這入る前にふっと...
夏目漱石 「それから」
...追い出されればすぐ這入る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「とにかく、お勘坊の部屋と、埃溜(ごみため)を明るいうちに、もう一度見せて下さい」平次はお徳に案内させて、お勝手に入ると、薄暗い三畳、――お勘坊の寝間を見せて貰いました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...うっかり入るのさえ不気味に思われます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
濱田青陵 「博物館」
...勝手に首都に入ることはできない...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...私の入ることになっている棺からすぐ届くところに食物と水とを入れるのに都合のよい容器も置いた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...すぐお通ししておくれ」伊東は朝のままの閉め切った書斎に入ると...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...ぢつと私が咳き入るのを眺めました...
水野仙子 「道」
...十円ちかく会にとられて一ヵ月それでも三十円ぐらいは手に入る由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...福岡県から大分県に入るのである...
柳宗悦 「日田の皿山」
...門を這入るとほっと一息安心すると一所に...
夢野久作 「白髪小僧」
...大和へ攻め入る事前に...
吉川英治 「剣の四君子」
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