...若い女の寝室へ這入るさえあるに...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...無案内で入る事はできなかった〕『ああ...
小泉八雲 田部隆次訳 「茶碗の中」
...這入るてえとこう...
谷譲次 「踊る地平線」
...そこへ這入るようになりました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...『ここいらも裏に入ると...
田山花袋 「日本橋附近」
...恍惚(こうこつ)として夢路に迷い入るの快味を味わうものにとっては...
中里介山 「大菩薩峠」
...薩南の奄美大島には各村に男子の入る事を禁じている場所があるが...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...家主(いえぬし)が這入るについて...
夏目漱石 「虞美人草」
...異性には気に入るだろうと思われました...
夏目漱石 「こころ」
...平次はその泣声を痛々しく聴いて、家の中に入ると、中は思いのほか小綺麗で、土地の御用聞や近所の衆が四、五人、お里を交えてただウロウロしている有様でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「オラウス」「聞いているよ」「もしその部落にわたしよりもっとあなたのお気に入る女があったら...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「剣のうた」
...運座の席に出て先輩の句に注意しまたどのやうな句が多数の選に入るかを注意しその句を書きつけ帰り直(ただち)にその句の特色を模倣してむしろ剽窃(ひょうせつ)して東京の新聞雑誌に投じまたは地方の新聞雑誌に投じただその後(おく)れん事を恐る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...入るとそこが広間の待合室で...
宮本百合子 「映画」
...それだけが流れ入る河筋について研究をこらす必要があります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...殆ど別な世界に栖息(せいそく)していると云って好い僕なんぞの耳に這入る位であるから...
森鴎外 「百物語」
...そして全員がトラックに入ると...
山川方夫 「その一年」
...吹き入る風に、大きな竈口(かまどぐち)の火は音をたてて、燃え熾(さか)っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...裏門から躍り入ると...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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