...相共に陸軍に志し試験も幸ひと同時に及第して士官学校に入つた...
石川啄木 「鳥影」
...古事記傳 本居宣長本居宣長全集に入つている外に...
武田祐吉 「古事記」
...さてその室(へや)に入るのだが...
田山花袋 「蒲団」
...「御免」案内もなく入り込んで来たのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...本文を頭に入れて置いてかかるから...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんな山の中にまで入って...
野村胡堂 「江戸の火術」
...贅澤と惡趣味を念入りに發揮(はつき)した...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...格子から入つて暫らくして出て來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...木戸を押しあけて入って来たのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今また此方の勢ある大名の言を用ひざる事を得ざるべし」(『夷匪入港録』)...
服部之総 「尊攘戦略史」
...セリイヌの部屋附女中が這入つて來て...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...自分の寝室の中へ入りこんでいるのを見つけたのだった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...こんな変な連中が入りこんで来て...
三好十郎 「樹氷」
...十五分間余り強からぬ火にて煮たる後青味を何なりとも入れて出すべし...
村井弦斎 「食道楽」
...――ちょいとこちらへ入らしって...
室生犀星 「童子」
...知る人のもとにて夜に入るまでもの語りし...
森鴎外 「舞姫」
...白山入でソウレというのは沢上(さわうれ)の義であるといった...
柳田國男 「地名の研究」
...自ら呼吸を引いて眺め入らずにはいられぬものであった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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