...この児が成人してから...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...この児の生れたのは今いうたミュースではない...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...四二「おねえ様……行っちゃいやあ……」まるで四つか五つの幼児のように頑是(がんぜ)なくわがままになってしまった貞世の声を聞き残しながら葉子は病室を出た...
有島武郎 「或る女」
...例えばここに幼児あり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...絵を描いておくれ」と五厘を持って来る児供があった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...それに児玉班員は...
海野十三 「宇宙戦隊」
...僕の家に十五になる男の児があります...
田中貢太郎 「胡氏」
...日本人ほど小児を可愛がる国民はない...
種田山頭火 「赤い壺(二)」
...変電所の鉄骨ががつちり直角形(改作)・さういふ時代もあるにはあつた蝉とる児のぬきあしさしあし・暑さきはまり蝉澄みわたる一人・ゆふべはよみがへる葉に水をやる・山はゆふなぎの街は陽のさす方へ・炎天まつしぐらにパンクした(自動車)逸郎君に・百合を桔梗に活けかへて待つ朝風・ちつともねむれなかつた朝月のとがりやう・夜あけの風のひえ/″\として月草ひらく七月二十七日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...姉と妻児(さいじ)は愉快そうに笑って話して居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...所がそれに胎児という変なものが加わると...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...己は三歳の嬰児だ...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...畜生!膾(なます)に刻んでやる!と台察児(タイチャル)...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...赤ちゃんでも、女の児には、女の児の生理があるのです、ちゃんと、もう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...児太郎の小姓袴(ばかま)の銀縫いの影がちらついていた...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...そこには赤児がこれも低い笛のような安らかな睡りを睡っていた...
室生犀星 「後の日の童子」
...是は下の児の答えが当らなかった場合に...
柳田国男 「こども風土記」
...もとより小児の親にはぐれる場合も多かったろうけれども...
柳田国男 「山の人生」
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