...兎角{とかく}言うことを聞かない子どもたちには、先生も困っています...
...兎角{とかく}気を付けていたつもりでも、思わぬ失敗をしてしまうこともあります...
...兎角{とかく}忙しい毎日でも、自分の時間を大切にしましょう...
...兎角{とかく}悩んでばかりいても、何も解決しません...
...兎角{とかく}食べ過ぎは健康に悪影響を与えるので、注意が必要です...
...兎角たび重なり候へば...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...兎角(とか)うする間に...
石川啄木 「閑天地」
...兎角(とかう)するうちに半紙八つ切りの料の紙...
石川啄木 「閑天地」
...日本も西洋人が見ると兎角間違ひ易い...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...此の二た方が兎角かれこれと諫言なされましたのを...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...兎角無意味な文字を使ひたくなる...
田山録弥 「充實した文章」
...兎角する中議論はさて措き...
永井荷風 「申訳」
...わたくしは兎角する中...
永井荷風 「雪の日」
...二月に別れてから兎角身體の具合が惡いといつて其處は幾らか心得があるから仔細に容態を書いてよこしたことがあつた...
長塚節 「開業醫」
...茫然(ぼんやり)して兎角(とかく)の挨拶(あいさつ)さへ出來(でき)なかつたのだと云(い)ふ...
夏目漱石 「門」
...兎角の評判はありながらも...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...兎角身體が勝(すぐ)れないので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兎角金を持ち過ぎたりすると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兎角手習が好きで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...外国に居ながら兎角(とかく)外国人に遇(あ)うことを止(と)めようとするのが可笑(おか)しい...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...長男一太郎(いちたろう)と次男捨次郎(すてじろう)と両人を帝国大学の予備門に入れて修学させて居た処が兎角(とかく)胃が悪くなる...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...兎角の噂を立てはぢめたんだな...
牧野信一 「武者窓日記」
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