...僕の作曲がかなり良く売れるので生計の心配から免れている...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...宇宙の或る部分は誤謬から免れていないが他の部分は免れているという場合のほうが...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...瀬戸内海地方のような夕なぎの苦しみを免れている...
寺田寅彦 「海陸風と夕なぎ」
...文学の過剰から免れているから...
豊島与志雄 「文学以前」
...道庵は致命傷を免れているらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は御覧の通り立派な者でも何でもないが好い友達があったためにこの夏も御陰で涼しい白地の服を着て赤い衣を着ることだけは免れている...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...戦火を免れているその界隈は都会らしい騒音に満ちていた...
原民喜 「遥かな旅」
...矛盾や不合理を免れているであろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ムーアがさらに踏み込んで話したのはミーファがなぜ逮捕を免れているか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...別々にした場合にその各々に附随する特有な害悪を免れているのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それが封建制度の最悪の部分からも免れていることを意味するものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...我国は他のいずれの国よりも内乱外寇から免れている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...年々の穀物生産の大きな変動を特に免れている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...(b)わたしは最もこの感情*を免れている者の一人である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうやら戦禍を免れている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...モンテーニュの邸は無防備でいながらよく兵匪の害を免れていることがわかる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いつまで幕府の耳目を免れているはずはない...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...東京市中のすべての警官が果してこの誘惑から免れているであろうか...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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