...是氣數自然、竟不レ能レ免、即易理也...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...この報償として和蘭(オランダ)人だけは鎖国の令を免(まぬか)かれて...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...ランベス社の顧客はサザック・アンド・ヴォクソール社と混ざって供給されていないロンドンの残りよりもコレラにたいする免疫を享受し続けたことが強調されるであろう...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...歴史的に変化することを免れない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...「でも、あたし、アリョーシャにも(あら、御免なさい、アレクセイさん、わたし、ついうっかりして、アリョーシャなどと呼び捨てにしました)――わたしはアレクセイさんにも、今わたしの二人の親友の眼の前で、この決心が間違ってるかどうか、遠慮なく言っていただきたいんです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...「あなたを、相手に選んだこと、御免なさい...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...霜枯三月(しもがれみつき)の淋しさは免れず...
永井荷風 「里の今昔」
...御免なさいと言いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...「もう仁王の行水は御免だよ」「もう大丈夫...
夏目漱石 「二百十日」
...艇員は争つて死を免かれんとするの一念から...
夏目漱石 「文芸とヒロイツク」
...この女軍の包囲から免れるために...
野村胡堂 「楽聖物語」
...直ぐに寢るから御免よ...
牧野信一 「緑の軍港」
...その煩悶を免れる手段は固(もと)より「現状の進行に任せる」よりほかはないのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...うちにゴロゴロしていて本当に御免下さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこへ控えの焚火の方から御免とも言わねえでスッと入って来たのが其奴(そやつ)ですよ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...……この身体では拙者も……御免...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...数世紀を通じてよく外国人の侵略を免れた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...金と一緒に出て来たのが仇討赦免状(大写)...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
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