...「まあ私は御免をこうむろう...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...彼の死後プラトンはその師と同じ厄運を免れるために一二年の歳月を異境に過ごさなければならなかった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...公子 (微笑す)親仁(おやじ)の命などは御免だな...
泉鏡花 「海神別荘」
...さらに私にとって重大なのは下車後の身心の疲労をこうして免れる事である...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...ふかし甘藷(いも)二三本新聞紙に包(つつ)んで御免を蒙る場合もある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それとも云わない方が苦しい説明を免れる途だと考えたか...
戸坂潤 「社会時評」
...二九おお、赦免、赦免、私はおそらく赦免されるかもしれない...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...「御免なさい……クリストフさん……はいって来たのは……もってきてあげたのよ……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...拝啓久しく御無沙汰に打過ぎ候段(そうろうだん)平(ひら)に御宥免被下度(ごゆうめんくだされたく)候しかし毎度新聞雑誌にて面白き御作(おさく)拝見仕(つかまつ)りわれら芸術主義の徒(と)のためかつは徳川の懐かしき趣味のため御奮闘ありがたく奉感謝(かんしゃたてまつり)候...
永井荷風 「書かでもの記」
...ホンの少々だけ」「御免を蒙ります」「これはこれは...
中里介山 「大菩薩峠」
...「いいから御免を蒙(こうむ)って...
中里介山 「大菩薩峠」
...金十郎はいちどは手の中にあった、大切なものを取り落したことに気がついて愕然(がくぜん)とし、石(こく)切れから、お暇勝手次第の触れが出たのを幸いに、御役ご免を願い、すぐにも陸奥(みちのく)に下るつもりで、そうそうに江戸へ帰った...
久生十蘭 「奥の海」
...兵役を免除されていたのだ...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...天下御免と怒鳴りちらすのかもしれない...
正岡容 「小説 圓朝」
...この状態で支配者たるトルコ人と隣人たるアラビア人の掠奪を免れる能力を増そうと期待するのは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...神々もまた運命を免がれることは出來ません...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...迂濶な咎め立てをしようものなら却って無調法な仇討(あだうち)免状が表沙汰になろうやら知れぬ...
夢野久作 「斬られたさに」
...新免武蔵(しんめんたけぞう)もその一人です...
吉川英治 「宮本武蔵」
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