例文・使い方一覧でみる「光り」の意味

...月はもうその光りを見せる隈（くま）がないほど... 月はもうその光りを見せる隈がないほどの読み方
岩野泡鳴「泡鳴五部作」

...全身が美しく光りかがやいています... 全身が美しく光りかがやいていますの読み方
江戸川乱歩「超人ニコラ」

...そして暖かそうな白い飯に琥珀（こはく）のような光りのある黄汁をかけたものが... そして暖かそうな白い飯に琥珀のような光りのある黄汁をかけたものがの読み方
高浜虚子「丸の内」

...光り耀（かがや）くような街でした... 光り耀くような街でしたの読み方
田中英光「オリンポスの果実」

...ある宵（よい）の即景名月や糸瓜の腹の片光り（昭和二年十一月... ある宵の即景名月や糸瓜の腹の片光り（昭和二年十一月の読み方
寺田寅彦「柿の種」

...天分の英才は小學時代から光りだした... 天分の英才は小學時代から光りだしたの読み方
土井晩翠「野口英世博士の生家を訪ひて」

...「知性の氷塊」の上に落ちかかる黒光りの明るみの中における... 「知性の氷塊」の上に落ちかかる黒光りの明るみの中におけるの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...その光りに飽和して... その光りに飽和しての読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...私も胸が痛くなる――どんな事をされても決して怨（うら）みとは思わない――が」「どんな事をされてもかい」松五郎の血走る眼はまた光ります... 私も胸が痛くなる――どんな事をされても決して怨みとは思わない――が」「どんな事をされてもかい」松五郎の血走る眼はまた光りますの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...一筋のまばゆい光線が港から光り... 一筋のまばゆい光線が港から光りの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「道化玉座」

...桜の並木から斜めに洩れるまばらな光りが... 桜の並木から斜めに洩れるまばらな光りがの読み方
牧野信一「創作生活にて」

...芍薬光りなきを愧づと無上にほめたてた... 芍薬光りなきを愧づと無上にほめたてたの読み方
南方熊楠「きのふけふの草花」

...磨かれた靴が特に光り... 磨かれた靴が特に光りの読み方
宮本百合子「思い出すかずかず」

...月が出たぞ」と云い聞かせると忽ち今までの赤い眩（まば）ゆい光りが消え失せて... 月が出たぞ」と云い聞かせると忽ち今までの赤い眩ゆい光りが消え失せての読み方
夢野久作「白髪小僧」

...」参木の眼からもう笑いが消えてうす冷い光りが流れた... 」参木の眼からもう笑いが消えてうす冷い光りが流れたの読み方
横光利一「上海」

...追想に光りを上げた断面のような... 追想に光りを上げた断面のようなの読み方
横光利一「旅愁」

...その反對に手近かな物體はこのどんよりした白つぽい光りの中では巨きくなつたやうであつた...
ピエル・ロチ　Pierre Loti 吉江喬松訳「氷島の漁夫」

...一は晝間の日の光りかがよふ溪間によく... 一は晝間の日の光りかがよふ溪間によくの読み方
若山牧水「樹木とその葉」

「光り」の読みかた

「光り」の書き方・書き順

いろんなフォントで「光り」