...白足袋跣足(はだし)の先駈けが一人...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...榎本釜次郎(えのもとかまじろう)よりも先駈けして脱走すると云うので...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...いまだ先駈けを欠いたためしもないのに...
吉川英治 「三国志」
...「やあ、先駈け御免...
吉川英治 「私本太平記」
...雪崩(なだ)れ打って先駈けを争って行く兵馬の跫音に...
吉川英治 「新書太閤記」
...思うに本軍の前を先駈けして行った天野源右衛門の手勢が...
吉川英治 「新書太閤記」
...――その日の先駈けに選ばれたその方どもまた男(お)の子(こ)冥加(みょうが)というものじゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...先駈けを争う武功一徹の武者ばらは雲のごとくいるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...梶原源太の先駈けしたこの四郎高綱が...
吉川英治 「親鸞」
...先駈けした味方があるとみゆる...
吉川英治 「源頼朝」
...――まず義経が先駈けして見せ申さん...
吉川英治 「源頼朝」
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