...先決問題は解決しないと、計画が進まない...
...この案件の先決問題は予算の確保だ...
...資金調達が先決問題だ...
...これから進めるための先決問題はスタッフの確保である...
...先決問題がなくなると、プロジェクトは円滑に進む...
...3如何なる天分を有するかは何處に往く可きかの先決問題である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...その先決問題として...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...日本の文化を根本的に革新するには先ず人種を改造するが先決問題であるというが博士の論旨で...
内田魯庵 「四十年前」
...それを知ることが先決問題だ...
海野十三 「蠅男」
...先決問題(せんけつもんだい)だと思うね...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...誰が考えても松永の行方捜索が先決問題であるのはいうまでもないことです...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...ここに先決問題というはやや大業ながら...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...それより先決問題は妙子が奥畑との婚約を取消すことであるが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...薬餌よりはパンを先決問題とするとき...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...またどこまで必要であるかという事がいちばんの先決問題になる...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...もっと一般的な先決問題であるが...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...それで「神鳴が嫌いで、前から頭が痛くなる」というような特殊の才能に恵まれた人に頼んで、その体験の統計をとって貰うのが、先決問題である...
中谷宇吉郎 「吉右衛門と神鳴」
...――先決問題だよ...
夏目漱石 「虞美人草」
...先決問題が解決しにくくなる」「だって御金が山のようにあったって...
夏目漱石 「虞美人草」
...目下のところ先決問題でしてね...
三好十郎 「好日」
...宰相中将は六位であったことを譏(そし)った雲井の雁の乳母(めのと)たちに対して納言(なごん)の地位に上ることが先決問題だと信じていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こうした女の中途半端な労力を外部に求める必要があるか否かが先決問題であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...とにかく貴女自身の健康をとりもどすことが先決問題だと思うけれど……それはなかなかそう容易なことではないでしょうがね」「御心配ばかりおかけして」「そんなことよりも...
山本周五郎 「新潮記」
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