...御先棒を回す習慣は福岡県で見られる...
...御先棒を回して新年を祝うことがある...
...御先棒を回す祭りが近くで行われる予定です...
...御先棒を回すのが上手な人は立派だ...
...先棒自身には見えない...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...我々の先棒となっている安直先生をつかまえて...
中里介山 「大菩薩峠」
...待ちやがれ」先棒は漸(ようや)く起き上がりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お先棒の三次でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お先棒の三次に至っては...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お先棒の三次か?」平次にも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...駕籠に乗せて持って行って護持院ガ原へでも捨ててしまいますから」「心得申した」先棒の土々呂進...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あなたをお先棒に使ってみたってたいして役に立ちそうもないと思われますがねえ」先生は...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...さればらくだと思いて拾いたる願人(がんにん)坊主が、やがて、かつがれながら後棒のらくだの兄弟分と何やら話すを聞きとがめ、先棒の紙屑屋、振り返りて、『喧嘩するなイ』とたしなめるなぞ、三代目にはなき型にて、むらく創案にや、前人の踏襲にや、とまれ、自然なる錯覚ぶりが、げにや無類の諧謔(かいぎゃく)なりけり...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...「その闇太郎というお人、――一たいどんな方なのだね?」「では、ご存じがありませぬか――? あなたは、江戸が初めてだと見えますね?」と、先棒が、「何しろ闇太郎といっちゃあ、大した評判の人ですよ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「山ノ宿へ着きましたが、――」と、先棒が言った...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...かき上げた先棒の吐く息がいかにも...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...すると上機嫌で先棒を担いでいた湊屋の若い奴が向う鉢巻で長持唄を歌い始めた...
夢野久作 「近世快人伝」
...梅をお先棒にした座員の一同が犇々(ひしひし)と立ちかかっている様子だ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...初めから日本左衛門のお先棒につかわれたわけじゃねえが...
吉川英治 「江戸三国志」
...そのひとつでも汝らの主人が雍のお先棒に使われているということがわかるではないか」と...
吉川英治 「三国志」
...彼が箱根で山駕(やまかご)にのると先棒(さきぼう)をかついでいたのが...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...お先棒には飛び出さんものだ...
吉川英治 「松のや露八」
便利!手書き漢字入力検索