...兇徒に警戒しながら街を歩く...
...兇徒が逃走したという通報を受けた...
...兇徒とされる男性が逮捕された...
...兇徒に襲われた被害者が病院に搬送された...
...暴徒や兇徒の暴力行為に対して厳しい措置が取られるべきだ...
...剰え兇徒嘯集というような悪名を着せるのは以ての外である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...例の兇徒嘯集の罪名で拘引状の発せられた者が六十八名に及んで...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...兇徒聚集罪 (電車事件) 二カ年官吏抗拒罪五...
大杉栄 「獄中記」
...妙義山麓(みょうぎさんろく)の陣場(じんば)ヶ原(はら)に集合した暴徒を指揮して地主高利貸警察署などを屠(ほふ)った兇徒の一人として...
田中貢太郎 「雨夜続志」
...甚シキハ即チ人民ノ窮苦ニ堪ヘズ群起シテ其保護ヲ請願スルヤ有司ハ警吏ヲ派シテ之ヲ圧抑シ誣テ兇徒ト称シテ獄ニ投ズルニ至ル...
田中正造 「直訴状」
...時たま兇徒嘯集と云ふ名でも付けて牢へ入れゝば濟むが東京府の人民は色々學者が居つて八釜敷くてならぬから...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...兇徒嘯集と云ふ名で召捕つて裁判所へ送る...
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」
...兇徒嘯集などゝ大層な事を言ふなら...
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」
...新聞に出ていた兇徒の獰猛(どうもう)な面相も...
徳田秋声 「黴」
...兇徒(キョウト)戮(コロ)サレヌ...
蜷川新 「天皇」
...一兇徒と卑下している...
蜷川新 「天皇」
...十人の兇徒は二台の軽機関銃とトムソン・ガンで...
久生十蘭 「魔都」
...この丸の内の中心に銃器を携えた兇徒の一団が蟠居して...
久生十蘭 「魔都」
...あいつは文明を破壊する兇徒(しれもの)だ...
平出修 「公判」
...その兇徒の人相風采は目撃者の説明によって詳細判明しておりますから遅くも明夜までには逮捕される見込みで目下東京市中は非常警戒網が張られているところであります...
夢野久作 「冥土行進曲」
...兇徒、信濃ニ兵ヲ挙グと、都に聞えた...
吉川英治 「私本太平記」
...四方に蜂起(ほうき)する兇徒のなかにあって...
吉川英治 「私本太平記」
...という飛報はあったが、兇徒、ワヅカニ三、四十名ノミ...
吉川英治 「源頼朝」
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