...様々の兇事が重なり合って突発したのでしょうか...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...稀代(きだい)の兇賊に狙いを定めた...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...動物を兇器として利用するトリックにも...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...鶴嘴の一方の刃先が長さ約五糎(センチ)程の撥(ばち)形に開いた兇器――よく汽車の窓から見た...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...兇徒嘯集などゝ大層な事を言ふなら...
田中正造 「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問」
...ああ見よや!若し無慙なるアレースの斯かる兇暴捨ておかば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 535かれ兇暴の敵の將...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...事件の元兇についても同断であった...
中村地平 「霧の蕃社」
...何も兇器を持っていないことを知ると...
火野葦平 「花と龍」
...これが兇行の晩で...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...兇器使用のためのつめをみがいてゐるかも知れない...
正宗白鳥 「今日は無事」
...厳格な顔と兇暴な顔...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この村は青年が一致しているのでしょう」青年団の兇器捜索は間もなく開始された...
夢野久作 「巡査辞職」
...あらゆる悪と兇暴がその中でおこなわれているらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...ひとりの兇漢(きょうかん)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...朝命に反(そむ)く兇兵に与(くみ)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...兇暴な火焔(かえん)と人群れの影はどこまでもくッついて来る...
吉川英治 「新・水滸伝」
...兇行のあった場所は」「櫓下(やぐらした)の河岸ッぷちです...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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