...わが兄者はとても優しい人です...
...兄者から頼まれた仕事があるので、手伝ってくれないか...
...結婚式には、兄者にスピーチをしてもらうことになっている...
...兄者とは年が離れているが、とても仲が良い...
...兄者に勧められて、その本を読んでみたらとても面白かった...
...「兄者人(あにじゃひと)――」と...
吉川英治 「私本太平記」
...すぐ「兄者は上か」と...
吉川英治 「私本太平記」
...「直義は」その問いに、師直が答えるまも措(お)かず、縁の階下から、兵をかき分けて、「これにおります」と、姿を見せ、「兄者、おわびはいずれ、先の途上にてつかまつります...
吉川英治 「私本太平記」
...「兄者(あにじゃ)」直義は...
吉川英治 「私本太平記」
...兄者は近頃、どうかしてしまッている!」尊氏は、屹(きっ)と、きつい厳(きび)しい顔をしてみせた...
吉川英治 「私本太平記」
...兄者には、いつかあれを、お忘れではないのですか」と、ことばを直した...
吉川英治 「私本太平記」
...――兄者っ」「なんだ、その眼(まな)ざしは」「僭上ですが、今日、勅使の方へは、尊氏事上洛つかまつらずと、兄者に代って、いや足利三十二党を代表して、直義からお断り申しておきました...
吉川英治 「私本太平記」
...兄者の持ち前だが...
吉川英治 「私本太平記」
...兄者は真底(しんそこ)では憎んではおられぬように見える...
吉川英治 「私本太平記」
...これは兄者人(あにじゃひと)への名宛てになっておる...
吉川英治 「新書太閤記」
...すぐ兄者人へお目にかけ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「兄者人(あにじゃひと)っ」「ええ?」老僧は...
吉川英治 「親鸞」
...「お……おう……四郎か」「高綱です」「弟」「兄者人」ふたつの体は...
吉川英治 「親鸞」
...……まさか、兄者人、そんな、おねだりはしません」「よいから、いえ...
吉川英治 「平の将門」
...兄者人は、お体もすぐれぬ御様子ゆえ、どうか、ここを落ちて、御養生に努めてください」彼の弟等も、老臣の経明も、また主なる郎党にしても、すべてが、それを目睫(もくしょう)の急として、「桔梗さまも、御一しょに」と、いや応なく、疲れていない馬を選んで、馬の背へ、押しあげた...
吉川英治 「平の将門」
...兄者人も、こんな近くにいては、物騒です...
吉川英治 「平の将門」
...兄者人っ、あの船には、誰も、おりません...
吉川英治 「平の将門」
...そもそも兄者人(あにじゃひと)は線がほそくて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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