例文・使い方一覧でみる「元通りに」の意味
スポンサーリンク...貞世が元通りにつやつやしい健康に帰った時... 
有島武郎 「或る女」
...石のふたと床板を元通りに直し...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...あの石も元通りにしなければならないのですが...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...こんな風に自分が元通りに恢復し...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...また元通りに少年の存在を忘れていた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「小波瀾」
...また元通りになってしまって...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...以前のところへ元通りに納めてしまったのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...焼けた紅玉島はもう元通りにはならぬ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...ベルさんのお鼻をひつかきましたお猫（ねこ）さんとお黒（くろ）さんは毛がちやんと元通りに生へそろつたので...
村山籌子 「お猫さん」
...やがてすぐ元通りになった...
堀辰雄 「菜穂子」
...元通りにしないのですか」「ええ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...すっかり元通りになった...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...またあさつてにでもならなけれア元通りにあ澄むめえよ...
牧野信一 「雪景色」
...難なく元通りに棚は吊られた...
正岡容 「圓太郎馬車」
...今でこそ赤坂の花柳街も殆（ほとん）ど元通りに待合など建ちそろつたが...
宮地嘉六 「老残」
...その封書を元通りにして男爵閣下の机に返しました...
夢野久作 「暗黒公使」
...七人の世間話はすぐ元通りに返っていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...元通りに武者修行袋へつつみこんで...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利！手書き漢字入力検索