...すぐ元気な声を出して...
芥川龍之介 「妖婆」
...奉納相撲で行司なんぞして元気な男だったが――もちろん二十年以上の山の旅だ...
石川欣一 「可愛い山」
...さすがに日頃元気な彼女も...
海野十三 「宇宙尖兵」
...強(しい)て元気な調子で...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...元気な時はさぞ上品な人だったろうと...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...元気な顔を見てうれしかつた(先日...
種田山頭火 「其中日記」
...スタンレーの元気な姿を見て...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...元気な者は恋を語ってもよかろう...
豊島与志雄 「北支点描」
...己の幼かった頃の両親の元気な姿を思出したら...
中島敦 「弟子」
...この元気な崛強(くっきょう)な人の葬式(とむらい)に行った私は...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...「そういう元気なら結構なものだ...
夏目漱石 「こころ」
...元気な詩をかこう...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...むかしパリの大通(ブゥルヴァル)をロードスターですっ飛ばしていた元気なシゴイさんだとはどうしても思えない...
久生十蘭 「だいこん」
...もう外出する元気なし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...元気なものが輝きだしてきた...
正岡容 「寄席」
...ひと目でそれとわかる職業の元気な女たちは...
山川方夫 「その一年」
...元気な曹長の頑張るのを徳永大尉が...
山本笑月 「明治世相百話」
...ずっと元気な体(てい)で帰って来た...
吉川英治 「黒田如水」
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