...若い、元気な巡査でね、青年野球だなんてと、いつでもピッチャをしていましたが……」慎太郎さんと私とはこんな話をした...
石川欣一 「可愛い山」
...この場の光景を見て低い声で呟くと姿には似合わぬ元気な足取りでもってツカツカと...
海野十三 「地球盗難」
...若々しい元気な声で笑いましたが...
江戸川乱歩 「大金塊」
...元気な挨拶を残し...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...元気な時でしたから...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...八万四千浴八万四千杯の元気なし...
種田山頭火 「行乞記」
...この元気な崛強(くっきょう)な人の葬式(とむらい)に行った私は...
夏目漱石 「硝子戸の中」
......
林芙美子 「新版 放浪記」
...きょうは元気ないの」などといったりする...
久生十蘭 「キャラコさん」
...案外に元気な声でいいながら...
久生十蘭 「金狼」
...全快して元気な顔を出す...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昼終っても、外出の元気なし、ふた葉の親子丼...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...元気な声で大きな子供達をはげまして来た...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...こうしてちょっと飛んで見せる間中、彼は大きな、元気な、響のいい声でいなないて、おしまいに、雀が小枝に飛びうつる時でもそうは行くまいと思われるほど軽々(かるがる)と、ビレラフォンの傍におりて来ました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...もともとがんじょうな元気な児なのですからね……」「あなたのお小さいアントンさんがお丈夫だというお話を伺うのは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...一人は、貧乏でも、若くて元気なら、じぶんのたのしみもたのしめない、気むずかしいおばあさんより、ずっと幸福ということがわかりました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...ばかに元気な様子で近づいてきた...
森下雨村 「五階の窓」
...自然の熱は(元気な若者どもが言うとおり)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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