...たいへんお元気な事もあります...
有島武郎 「或る女」
...「元気な子だねえ」と...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いたずらっ子」
...思いがけない元気な波子を...
高見順 「いやな感じ」
...元気な気むずかしい様子...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...元気な子供たちです...
豊島与志雄 「ふしぎな池」
...彼らに向かって元気な言葉をしゃべりちらしていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この元気な姿を見て私は一層気持がはっきりした...
原民喜 「原爆回想」
...この土地で元気なのは...
久生十蘭 「海難記」
...次のマトン・チャップはその元気なし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...少くとももう少しは元気な男になれると思ふんだが……」うつかり彼は...
牧野信一 「女に臆病な男」
...元気な尼っちょが顔を見て云った...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...もっともあの元気な若い衆はウェヌスが花嫁たちにはいとわしきにや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...元気な生活と堪えがたい生活とをかわるがわる提示する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...むかしどおりの元気な...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
...「眼の前にこういう事が起こった以上、自分の良心だけ守るというわけにはいきませんからね、ええ、それは却(かえ)って良心に反する行為ですよ、いや」彼はふとまじめな顔になり、「――いや、なにもしないんだから行為とはいわないでしょう、無行為、ともいわないですね」わけのわからないことを呟きながら、ひどくいそいそと、元気な足どりで、城下町のほうへ歩いていった...
山本周五郎 「雨あがる」
...元気な話し声にまじって...
山本周五郎 「ちゃん」
...元気な男の子二人のためだった...
吉川英治 「剣の四君子」
...「深傷(ふかで)か」「いえ、ほんの浅い傷でございます」いつも元気な生信房が、元気なく答えた...
吉川英治 「親鸞」
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