...山木が元気な声で叫んだ...
海野十三 「火星探険」
...間もなくガヤガヤと元気な人声がした...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...私は俄に元気な声で反対した...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...「ああ、お母さまは、お元気なのだ...
太宰治 「斜陽」
...一つはとても元気な老人の健康を祝福した事...
種田山頭火 「行乞記」
...あれほど元気な君が二三日の間にすつかり憔悴してしまつてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...非常に元気なる故...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...スタンレーの元気な姿を見て...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...そして彼は元気な朴訥(ぼくとつ)さをもって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...八年間の休息の後をうけて既に老衰して元気なく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」と彼女は摘まんでぶら下げたこんたすを眺め乍ら又急に元気な調子で云ひ出した...
長與善郎 「青銅の基督」
...この元気な姿を見て私は一層気持がはっきりした...
原民喜 「原爆回想」
...皆々元気なので嬉しく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ぼくには一昨日大へん元気な便りがあったんだが...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...元気ないからって」「からだなんて...
山川方夫 「その一年」
...元気な曹長の頑張るのを徳永大尉が...
山本笑月 「明治世相百話」
...風の子のような元気な小僧がありました...
吉川英治 「江戸三国志」
...皆んな揃って元気なのは何よりです...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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