...割合に元気なのは...
泉鏡花 「薄紅梅」
...さてその元気な人たちが交替に杵を取って搗くのですが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...元気な調子でKを迎へた...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...もう元気な姿は拝めないと思う...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...どなり叫び狂い杖(つえ)を振り回すその気短かできびしい元気な老人は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...熱心に弁じ立てているこの元気な娘に思わず同感したのである...
久生十蘭 「キャラコさん」
...それはお元気なこって……...
久生十蘭 「キャラコさん」
...もう歩いて出る元気なし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...僕が欲しいのは自立する元気な女性であり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...非常に元気な方だと私は思った...
宮城道雄 「垣隣り」
...ぼくには一昨日(おととい)大へん元気な便りがあったんだが...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...来ている人の多くが元気な眼つきをして互に挨拶したり話しをしたりして...
宮本百合子 「共産党公判を傍聴して」
...ばかに元気な様子で近づいてきた...
森下雨村 「五階の窓」
...元気な足どりで彼は去っていった...
山本周五郎 「おばな沢」
...どんなものでしょうな」「近ごろもお元気なのか」「いよいよ以て」「ならば...
吉川英治 「私本太平記」
...元気な顔でもどってくるだろうが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...暴動が起らないのは、暴動を起すほどな数がみな、飢え臥しているからで、元気な者は、群盗と化し、夜々の洛内を、荒し廻った...
吉川英治 「平の将門」
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