...玄人の間にゃ有名だからな」烏啼はいつになく心配顔で元気がない...
海野十三 「暗号の役割」
...「いやに元気がないじゃないか...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...すこし元気がないようですが...
海野十三 「恐怖の口笛」
...もう一と頃の元気がないのも道理であるとは云うものの...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...従来の元気がない...
種田山頭火 「其中日記」
...「どうしたんだ、元気がないね...
豊島与志雄 「落雷のあと」
...六ヶしさうな顔をしてゐたら元気がないなと思ふのであらう...
中原中也 「我が生活」
...元気がないじゃないか」平次は軽い調子でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...労れて、夜は元気がない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...なんとなく元気がないやうに思つて...
北條民雄 「戯画」
...いつもより元気がないように見えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...何か心配事があるとみえていつものように元気がないと言っていましたが...
牧逸馬 「土から手が」
...さつぱり元気がないね...
牧野信一 「「或る日の運動」の続き」
...さつぱり元気がないぢやないの...
牧野信一 「心象風景」
...(一寸元気がない)やっぱりね...
森本薫 「みごとな女」
...「こちらの鍋はいっこうに元気がないな...
横光利一 「旅愁」
...にわかに彼も元気がない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ほかの音より元気がないような気がした...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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