...また彼が生物の母体から子孫に伝わると考えた遺伝の元子のようなものが近代の生物学者の考える遺伝素といかによく似たものであるか...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...元子によって自然を説明しようとするのに...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...ともかくも物質元子に...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...彼のいわゆる元子の何物であるかを説明した後に...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...元子排列の順序の相違だけで物の変化が生じるというような近代的の考えも見えている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...彼の考える「元子の雨」が無際涯(むさいがい)の空間の果てから地上に落下しつつある...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...そういう偶然によって物が合成されうるためには無限の物質元子の供給を要するというのである...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...元子が動いているのにその組成物体が静止しているように見える事のあるのは何ゆえか...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...この光の元子は空虚を通るのではなく...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...すべての元子は同速度で落下するからである...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...これも光と水の元子の大きさの差による...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...従って彼らの中には共通な元子が多分に包まれている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...現に我れを構成していたすべての元子が...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...「秋元子爵の御子息ですね...
萩原朔太郎 「夏帽子」
...物質が元子から組み立てられていると云う...
森鴎外 「かのように」
...その元子も存在はしない...
森鴎外 「かのように」
...元子量の勘定が出来ないから...
森鴎外 「かのように」
...世界は確かに古昔の元子論者が見たごとくある基本要素の離合散集によって生じたのである...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??