...元和は、江戸時代にあった元号の一つです...
...元和二年には、丹羽長重が謀反を起こした...
...元和六年には、大坂の陣が勃発した...
...元和の改元は、前の寛永からの16年目でした...
...元和の時代には、将軍家光が治世を行いました...
...正盛は元和元年、十六歳にして、はじめて叙爵し、それより次第に立身し、寛永十七年には侍從となり、寛永十九年には下總國佐倉の城にうつり、十二萬石を領するに至れり...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...禁酒のお水5・27(夕)一心寺に元和(げんな)の往時(むかし)...
薄田泣菫 「茶話」
...元和の規模に復り...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...憲宗の元和の初までゞあつて當時元白體は未ださう盛んではなかつたからである...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...そして万元和尚は...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...二代将軍の元和四年で...
野村胡堂 「胡堂百話」
...慶長元和以來、町人武士の一部の間に、地下水の如く潜入してゐる切支丹の信仰は、紅毛人の手から切放され、すつかり無害になつてゐるのを知り盡して、かう平次に説いてるるやうに見えるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...慶長元和の頃が最初で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...竹島圖説に元和五年春二月十有一日...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...「按ずるに此元和とすることの元祿にはあらざるや...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...慧琳は元和十五年庚午に八十四歳で卒したから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...殊に、彼が生長し、又、志望して生き通した天正、慶長、元和、寛永、正保の長い期間は、戰國の動亂と苦境をのりこえて、若い文化日本の近世的な基礎をすゑた黎明期であつて、新興日本の誕生と共に誕生した彼は、やはり時代の孕んだ子のひとりであつたことに間違ひはない...
吉川英治 「折々の記」
...元和元年の大坂陣までを――(彼の青年期に)大坂落城の元和元年から...
吉川英治 「折々の記」
...敵将の梶原景辰(かじわらかげとき)と明石元和(もとかず)を降して...
吉川英治 「黒田如水」
...われ等のような慶長(けいちょう)元和(げんな)の古風を慕い...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...むろん、武士道などは、寛永元和の頃に、置き忘れてしまっています...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...彼のあった慶長から元和にわたっての絵画や工芸は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...元和(げんな)以前...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索