...今ここに使うことが抑々混乱の元になる...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...云わば物質のおかげで始元になるのだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その元になる文明開化の方は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...僕が必ず新しい不幸を生む元になるということだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...宋史藝文志――正史藝文志の行詰り元になると宋史藝文志が出來た...
内藤湖南 「支那目録學」
...怠け者には病気の元になるような出来事を...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...1)Sketches of the History of Man, b. i. sketch i. p. 106, 107. 8vo. 1788.これらの推論の元になる一般的事実はこれを疑うべき理由はない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ペソスのある笑いの漂う口元になる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こういう驚異の元になるものを持つすてに...
室生犀星 「舌を噛み切った女」
...大きく苦悩をとりのぞく元になることか...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...まもなく改元になるぞ」――はあ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...よく札元になる画商の店員が何かおのぞみはなどとすすめに来た...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...どうだい、今日は、おれが、貸元になるから、無宿者の真似をして、遊ぼうじゃねえか」飲むか、寝るか、女ばなしか、する事がないので、大びらに、博奕(ばくち)なども初めるが、自分の首の番をしてもらっている吉良殿は、弱身があるので、「左様な事は、相成らぬ」とも、いえなかった...
吉川英治 「無宿人国記」
...熟練工たちはこの新たな企てを成功させるために必要な全てを携えてきた――岩石用起重機を培養する元になるショゴスの組織や次いで洞窟都市で荷役を担う獣類...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...一宗の道元ではなくして人類の道元になる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...宗祖道元ではなくして我々の道元になる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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