...極めて平允端懿なる貴公子なりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...国会を開設するを允可(いんか)して...
蜷川新 「天皇」
...そのつど幕府の允許(いんきょ)を得たうえで...
服部之総 「せいばい」
...初婚に新婦が痛哉と呼ぶは、萬里同風で、笑林廣記一に一秀士新娶、夜分就寢、問二於新婦一曰、吾欲二雲雨一、不レ知娘子尊意允否、新人曰、官人從二心所一レ欲、士曰、既蒙二府允一、請二娘子一展レ股開レ肱、學生無禮、又無禮矣、及レ擧レ及、新婦曰、痛哉痛哉、秀士曰、徐々而進レ之、渾身泰矣と、同書三に有二寡婦一嫁レ人而索二重聘一、媒曰、再※與二初婚一不同、誰肯レ出二此高價一、婦曰、我還是處子、未二曾破一レ身、媒曰、眼見三嫁過レ人做二孤孀一、那箇肯レ信、婦曰、我寔不二相瞞一、先夫陽具渺少、故外面半截、雖二則重婚一、裡邊其寔箇處子...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...允、字は周輔で、蘭軒は餞するに七律一篇を以てした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...允成は抽斎の徳に親(したし)まぬのを見て...
森鴎外 「渋江抽斎」
...昌允 答えて下さい...
森本薫 「華々しき一族」
...昌允 年下のものを虐(いじ)めるのはお止しなさい...
森本薫 「華々しき一族」
...この問題は昌允から出てるんだな...
森本薫 「華々しき一族」
...昌允 そうですか...
森本薫 「華々しき一族」
...昌允 そうは行きませんよ...
森本薫 「華々しき一族」
...司徒の王允(おういん)にもらした...
吉川英治 「三国志」
...張允は見るやいなや...
吉川英治 「三国志」
...玄蕃允の笑い方は...
吉川英治 「新書太閤記」
...(おくび)にもいう玄蕃允でない...
吉川英治 「新書太閤記」
...玄蕃允は、負傷していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...不倶戴天(ふぐたいてん)の仇敵ともいえる右馬允貞盛が...
吉川英治 「平の将門」
...かねてのお約束を、今こそ、眼に見せてください」下野国、田沼の郷(さと)、田原の館(たち)では、右馬允貞盛が、年の暮から正月にかけて、さいごの決断をうながしに来ていた...
吉川英治 「平の将門」
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