...並に人に優れたるは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...あの人はホームズみたいな優れた素人探偵だったのですよ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...学問は一つの優れたる生活法となる...
戸坂潤 「科学方法論」
...彼は単にマルクス主義の優れたる弘布者であったばかりでなく...
戸坂潤 「辞典」
...肖像畫の優れたるものは寧ろ唐代にありし事は...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...何百人何千人もの優れた科学者のいる国...
永井隆 「この子を残して」
...先生は非常に優れた教育者としての一面を遺憾なく発揮されて...
中谷宇吉郎 「球皮事件」
...優れた科学者の人間としての力が...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...要するに日本の古い彫刻は極めて優れたものであると思ったのであった...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...その詩には人に優れた剪裁(せんさい)の工(たくみ)があった...
森鴎外 「魚玄機」
...それにはまずどんな種類の優れた仕事が現にあるのか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...万豪和尚より習ひ覚えしといふ奈美女の優れたる竹抱...
夢野久作 「白くれない」
...この二つはともに優れたものだった...
横光利一 「旅愁」
...自分は猶(なほ)他(た)の婦人に於て仏蘭西(フランス)婦人固有の元始的な根強い優れた本性(ほんしやう)を認め得(え)られると信じます...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...また私は優れた富士の景色を見た...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...多聞天や広目天もこの意味でかなり優れた作だと思う...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...神殿は建築として非常に優れたものとは云えぬが...
和辻哲郎 「鎖国」
...ギリシアの仮面はこれほど優れたものではない...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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