...しかし経済上収支相償うこと尠(すくな)きがゆえに...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...それでは実際の経費を償うに足らぬのであるから...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...それを投じたからといって果して収支償うかどうかが疑問である...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...歯にて歯を償うにとどまらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...タイムリー刊新聞紙はこの欠点を償うだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...自分の無分別な行為も償うことができるではありませんか」「どうしてそれが罪にならないのか? ばかなことを言え...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...何も結婚と称するものによって償う義務はない』と頭から決めてかかることである...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...一のスピリットは他の物を以て償うことは出来ぬ...
西田幾多郎 「我が子の死」
...祖父の罪を償うため...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...償う方便がたたず...
久生十蘭 「奥の海」
...彼れの雇傭者の資本とを償うに過ぎず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...貞白は妻の頭飾(かみのもの)を典してこれを償うた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これを以(もっ)て償うことは出来なかった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...自分の罪を償うことにはならないで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かならずこの罪を償うほどの大功を挙げさせるから...
吉川英治 「三国志」
...親に為した不孝の罪を償うのが...
吉川英治 「夕顔の門」
...彼らが前払することを求められた租税を償うために...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...『その生産物の通常価格』に依存し『それが土地の耕作に用いられねばならぬ資本並びにその通常利潤を償うに足る』か否か...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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