...平出君も或は紙數を儉約する都合上短歌を六號にする意見なりしならむ...
石川啄木 「消息」
...私は今ではこんな穩やかな樣子をしてゐるが――儉約で...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...さうしてなるべく儉約をせなければならぬといつて自分では殆ど漬物許りで飯を食ふやうにして...
高濱虚子 「續俳諧師」
...宋の王儉の七志などゝは分け方が違つて居る...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...七部分類法の復興――王儉の七志内容を評論し...
内藤湖南 「支那目録學」
...王儉の七志の從つたと云つてゐる...
内藤湖南 「支那目録學」
...王儉はこれを載せても...
内藤湖南 「支那目録學」
...これは王儉の七志と比較してゐるので...
内藤湖南 「支那目録學」
...近くは王儉・阮孝緒の七志・七録を見て參考して之を作つたと云つてゐる...
内藤湖南 「支那目録學」
...「成(な)る丈(たけ)節儉(せつけん)しなくちや不可(いけ)ない」と諭(さと)した...
夏目漱石 「門」
...勤儉力行で評判になつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私さへ身を節儉(つめ)れば時たまはお口に合ふ者お小遣ひも差あげられるに...
樋口一葉 「十三夜」
...己(お)れの爲(ため)に儉約(つましく)して呉(く)れるのだから氣(き)の毒(どく)でならない...
樋口一葉 「たけくらべ」
...私たちの髮を切つてしまつたり、儉約の爲めに、使へもしない縫針や絲をよこしたりいたしました...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...」「それは大層間違つた儉約(けんやく)でしたね...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...儉約な生活をしてゐて...
森林太郎 「高瀬舟」
...儉約な生活をしてゐて...
森鴎外 「高瀬舟」
...節儉力行(せつけんりよくかう)を以(もつ)て齊(せい)に重(おも)んぜらる...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
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