例文・使い方一覧でみる「儂」の意味

...……儂あ、へたばるまで、この道てくってこの月眺めるだよ... ……儂あ、へたばるまで、この道てくってこの月眺めるだよの読み方
李孝石「蕎麦の花の頃」

...儂がつけたんだが……あの雷避（かみなりよ）けの恰好が可笑（おか）しいかネ」それは背の高い杉の二本柱の天頂（てっぺん）に... 儂がつけたんだが……あの雷避けの恰好が可笑しいかネ」それは背の高い杉の二本柱の天頂にの読み方
海野十三「雷」

...「儂（わし）にもよく分らぬが... 「儂にもよく分らぬがの読み方
海野十三「恐怖の口笛」

...よかろとも！儂（わし）でよかったらお役に立てさせてもらおう... よかろとも！儂でよかったらお役に立てさせてもらおうの読み方
橘外男「ナリン殿下への回想」

...儂の生活状態も大分変った... 儂の生活状態も大分変ったの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...三少しはと儂は云うた... 三少しはと儂は云うたの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...儂は其六年を已に村に過して居る... 儂は其六年を已に村に過して居るの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...儂が住居（すまい）は武蔵野の一隅にある... 儂が住居は武蔵野の一隅にあるの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...時に十九歳）元来儂（のう）は我が国民権の拡張せず... 時に十九歳）元来儂は我が国民権の拡張せずの読み方
福田英子「妾の半生涯」

...儂この地に到着するや否や壮士の心中を窺（うかが）うに... 儂この地に到着するや否や壮士の心中を窺うにの読み方
福田英子「妾の半生涯」

...それが儂には最上の療法なんだよ」と笑いながらいった... それが儂には最上の療法なんだよ」と笑いながらいったの読み方
松本泰「日蔭の街」

...「儂がみたところ... 「儂がみたところの読み方
山本周五郎「長屋天一坊」

...お墨付は儂が書く... お墨付は儂が書くの読み方
山本周五郎「長屋天一坊」

...儂（み）のやしきへ... 儂のやしきへの読み方
吉川英治「私本太平記」

...「しかし儂（み）が還るまいとしても... 「しかし儂が還るまいとしてもの読み方
吉川英治「私本太平記」

...「儂（み）に弓を引く者の面（つら）見せい... 「儂に弓を引く者の面見せいの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...儂（わし）の老母と妻子に会って... 儂の老母と妻子に会っての読み方
吉川英治「新書太閤記」

...儂（み）が隠居でもした後には... 儂が隠居でもした後にはの読み方
吉川英治「梅里先生行状記」

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