...僻村は熟語ではありません...
...石鎚山の中腹の黒川といふ人家の少ない僻村までたどりついた...
安倍能成 「初旅の残像」
...坊やんはこのおぢいさんのみならず家族のすべてに可愛がられ山間の僻村は僻村だけに珍といふ珍...
飯田蛇笏 「秋風」
...山間僻村の最低地域をたゞ一筋流れて居る谷川ばたに其処に一つ此処に一つ僅かにくつ付いて居る畑の水防などに出るものは...
飯田蛇笏 「秋風」
...山間の僻村(へきそん)...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...今やどんな僻村(へきそん)へ行っても三人か五人の中学卒業者がいる...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...……わけて熊野の僻村らしい……其の佗しさが思遣られる...
泉鏡花 「遺稿」
...……わけて熊野の僻村らしい…その佗しさが思遣(おもいや)られる...
泉鏡花 「遺稿」
...山また山の僻村(へきそん)から招いた...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...もっとも僻村なのですから格別に美味(おい)しいものとか...
上村松園 「謡曲仕舞など」
...基督彼自身もまた僻村ナザレの一小工なりし...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...そうしないと、どこで何を騒いでるんだか一向わからないから――そこで、なにを隠そう、この僻村こそは、和蘭(オランダ)ユウトラクト在なになに郡大字(おおあざ)何とかドュウルンの部落である...
谷譲次 「踊る地平線」
...十数戸の僻村にして意外にも...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...ノルゲ号はアラスカの僻村テラーに着陸してから...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...一体私は東北の僻村(へきそん)の出で...
野村胡堂 「銭形平次打明け話」
...笑子は古市と同郷の北海道のある僻村の産で...
久生十蘭 「魔都」
...アテラという地名がそういう僻村(へきそん)の名になっていることは...
柳田國男 「地名の研究」
...この地方はまったく山間の僻村に過ぎないが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...東北の僻村から銀座通りへ移されたような...
蘭郁二郎 「鱗粉」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
