...其プロバビリテイとポツシビリテイとを擧げて無價値と斷じ去る者こそ眞正に死を怖れない者であらうが...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...店の女房と價を爭ひたる...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...氏がそれより三年前に已に之を試みたことは十分注目に價すると思ふ...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...これらの蘭書類を洋學者連に高價に賣却して遊蕩の費に當てたなどのことが累を爲して...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...具體的の經驗を離れて抽象的思考其者に價値を認むる者は正金を離れて紙幣や手形が價値を有すると思ふ者と選ばない...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...とう/\三十五圓(ゑん)に價(ね)を付(つ)けた...
夏目漱石 「門」
...御米(およね)は裏(うら)の家主(やぬし)の十八九時代(じだい)に物價(ぶつか)の大變(たいへん)安(やす)かつた話(はなし)を...
夏目漱石 「門」
...單にかくの如き普遍的なる價値觀念に限らず...
波多野精一 「時と永遠」
...此桶(これ)の價(あたゑ)なにほどか知(し)らねど...
一葉女史 「大つごもり」
...たゞ料理人の腕か侍女の趣味を評價する位にしか評價しないやうな人々の家庭に雇はれてゆくのだつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...それ等のデッサンや繪は價値があるやうに思へる...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「或女友達への手紙」
...だから道徳的價値なんか問題にならない...
堀辰雄 「フローラとフォーナ」
...そしてさういふ時の爲に彼は最も安全でしかも安價ですむ方法を一つ持つてゐた...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...その小説としての價値を殊に安價にした作者の惡趣味を罵倒し度い...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...文藝の價値は「一般讀者の感興を惹くことの多少と勸善懲惡的な誘導力の多少とに由りて決する」ものだと云つてゐる...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...あまり高價なものは使へず...
室生犀星 「京洛日記」
...同時に他人の價値を認めるから...
森林太郎 「ロビンソン・クルソオ」
...そういうことから人間のほんとうの價うちが決められるであろう...
矢田部達郎 「心理學」
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