...この寺院には僧房がたくさんあります...
...僧侶たちは毎晩、僧房で過ごします...
...僧房で座禅を組むのは初めてだった...
...修行中の僧侶たちは特別な僧房に泊まります...
...僧房には、床と畳が敷かれています...
...陰鬱な僧房に住みふるした学僧だとは思はぬかもしれない...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...もとの僧房とおぼしきところの庭...
大町桂月 「房州紀行」
...この僧房へ通される人はたいてい誰でも...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...この僧房の中へはいって来ると...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...シャブズンという僧院長が承引して僧房を一つ開け...
久生十蘭 「新西遊記」
...カン・リンポ・チェの霊山を対岸に見ながら僧房で夜を明かし...
久生十蘭 「新西遊記」
...遠く離れた海ぞいのクルディ僧らがその声を聞きつけて僧房から駈け出して見た...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「剣のうた」
...『明月記』に天福元年十一月御法事の夜僧房の童が女の姿で堂上に昇り...
南方熊楠 「十二支考」
...自分などは僧房の人になるべきであると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...僧房の一隅(ぐう)に袋づめにされて...
吉川英治 「江戸三国志」
...ここの僧房に籠って...
吉川英治 「黒田如水」
...一山の僧房や伽藍(がらん)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼方(かなた)の僧房を覗いてみよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...僧房の者をかえりみていった...
吉川英治 「親鸞」
...こよい立ち廻られよ」すると、僧房のうちで、「もっとももっとも」と答える声がする...
吉川英治 「親鸞」
...僧房とはいえ、吉水の門下には、熊谷蓮生房(くまがいれんしょうぼう)とよぶ関東武者の果てや、その他、源平の役(えき)で働いた名だたる侍の末が幾人も剃髪(ていはつ)しているとはかねて聞き及ぶ所である...
吉川英治 「親鸞」
...仮御所や社家僧房から随身の旅館...
吉川英治 「随筆 新平家」
...なお大仏殿のうしろには、大講堂を初め、三面僧房、経蔵(きょうぞう)、鐘楼(しょうろう)、食堂(じきどう)の類が立ち並んでいる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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