...個性の働きによってのみその存在をつなぎ得るのだ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...そのニワトリの脳髄の働きによって...
海野十三 「金属人間」
...五人間がすべての動物に打ち勝ったのは脳と手との働きによって道具を作り用いたからであるが...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...揃いも揃って主婦の働きによって今日の大を成したものである...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...即ち理解が自己の何かの働きによってこの某性格を匡めて理解するのであったならば...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...自己の持つ理解という烙印を押すならば――そして之は理解が自己の何かの働きによってこの某性格を匡めて理解することであるが――...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...彼は一種の目に見えない絶えざる磁石のような働きによってすべてを指導していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お絹の働きによって養われている有様だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...単に個人の働きによって爾いい得るのではなく...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...彼女の顔つきは何かしら母性本能の働きによって誇り高くなったように見えた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...こういった地盤の変動や河川の働きによって...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...そしてその働きによってこそ...
宮本百合子 「合図の旗」
...その働きによって...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...我々がもたない何かの感覚の働きによってなされるのではあるまいか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その公の働きによって自分がどんな人間であるかを示すことができる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...君の働きによって世間の事情が良くなれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...趙雲の働きによって...
吉川英治 「三国志」
...その働きによって恩賞するであろう」「ありがとう存じます」若い二人は勇躍して...
吉川英治 「三国志」
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