...私の個性の意識は少しもそこに働いていない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...どうせほんものにはなる気づかいはないという諦めも働いていないではなかった...
有島武郎 「星座」
...その未来の世界なるものには一向どうも科学者が働いていないように思えた...
海野十三 「あの世から便りをする話」
...瓦斯(ガス)中毒四少年の自動車にはラジオ受信機が働いていないことが...
海野十三 「火星探険」
...結局力が働いていないのと同じですね...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...きみが少しも悪事を働いていないかどうかは...
江戸川乱歩 「影男」
...炭坑で働いていない女性および子供たちが男性坑夫と同じように多く罹病していることについて私が言っていることに反対している...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...すべての人間はある度まではある場合のある環境のもとにはやはり一種の自動人形(オートマトン)としてしか働いていないからである...
寺田寅彦 「破片」
...根柢に方法が働いていないとは考えられない...
戸坂潤 「科学方法論」
...現に働いていないと技術ではなくて只の機械の如きになる...
戸坂潤 「技術と科学との概念」
...働いていないのだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...見たところ想像があまり働いていないにもかかわらず...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...人口に対する予防的妨げが働いていないと想像するならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...予防的妨げがいかに実際働いていないかということを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...自分以外にかれの意識が働いていないこととを確かめることができたとき...
室生犀星 「香爐を盗む」
...もし見誤るなら充分に直観が働いていないからです...
柳宗悦 「美の国と民藝」
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