例文・使い方一覧でみる「傾」の意味


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...大きい弓なりのピアノの音に熱心に耳をけてゐました...   大きい弓なりのピアノの音に熱心に耳を傾けてゐましたの読み方
芥川龍之介 「河童」

...バルタザアルは此塔の建築に父王の全財宝をけたのであつた...   バルタザアルは此塔の建築に父王の全財宝を傾けたのであつたの読み方
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」

...小苦面(こくめん)に首をげて聞いてゐたが...   小苦面に首を傾げて聞いてゐたがの読み方
石川啄木 「赤痢」

...ちょいと小首をげ...   ちょいと小首を傾げの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」

...自分の乗って帰った船を踏(ふ)み(かたむ)けて...   自分の乗って帰った船を踏み傾けての読み方
鈴木三重吉 「古事記物語」

...聴しなければならなかった...   傾聴しなければならなかったの読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...「込んだ車はますます込むような向をもつ」という結論にはたいした誤謬(ごびゅう)はないはずである...   「込んだ車はますます込むような傾向をもつ」という結論にはたいした誤謬はないはずであるの読み方
寺田寅彦 「電車の混雑について」

...誠に憂慮に耐えない向と云わねばならぬ...   誠に憂慮に耐えない傾向と云わねばならぬの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...つとめて舊文を墨守する方向にき...   つとめて舊文を墨守する方向に傾きの読み方
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」

...カ・ガと混同する向が古くからあり...   カ・ガと混同する傾向が古くからありの読み方
橋本進吉 「国語音韻の変遷」

...いはば薄利多売的向をもつてゐるので案外の金になるさうである...   いはば薄利多売的傾向をもつてゐるので案外の金になるさうであるの読み方
北條民雄 「癩院記録」

...師を思う情の切なるこの門弟子(もんていし)の熱心なる勧誘の言葉に耳をけておったが...   師を思う情の切なるこの門弟子の熱心なる勧誘の言葉に耳を傾けておったがの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...そのやうな向があなたにとつて良いものであるか否か...   そのやうな傾向があなたにとつて良いものであるか否かの読み方
堀辰雄 「室生さんへの手紙」

...彼は空々しく首をけたのである...   彼は空々しく首を傾けたのであるの読み方
牧野信一 「「或る日の運動」の続き」

...この色ごとと酒の修業にどんだけ精魂をけて来たかと言う事をだねえ...   この色ごとと酒の修業にどんだけ精魂を傾けて来たかと言う事をだねえの読み方
三好十郎 「廃墟(一幕)」

...自分の友人が何人も住んでいる小石川城(けいせい)ヶ窪のごときは...   自分の友人が何人も住んでいる小石川傾城ヶ窪のごときはの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...朝日がぎら/\と雪の峰、雪の谿間を照り付けると、薄紅の絹地を張つたやうになり、日がいて、西の嶽に沒してしまふとその後の東の峰の色はうす紫に茫つと霞がかつたやうで、それに、向つて凝乎と立つてゐると、道の上を一人の通つて行く者もなく、流の音もなく、うす紫の山は次第に暗色を交へて、前へ前へと迫り出して來るやうであつた...   朝日がぎら/\と雪の峰、雪の谿間を照り付けると、薄紅の絹地を張つたやうになり、日が傾いて、西の嶽に沒してしまふとその後の東の峰の色はうす紫に茫つと霞がかつたやうで、それに、向つて凝乎と立つてゐると、道の上を一人の通つて行く者もなく、流の音もなく、うす紫の山は次第に暗色を交へて、前へ前へと迫り出して來るやうであつたの読み方
吉江喬松 「山岳美觀」

...酒を飮みながら二人の退職者とマダム・トレソルウルとが氷島についての話をしてゐるのにふと耳をけてゐた...   酒を飮みながら二人の退職者とマダム・トレソルウルとが氷島についての話をしてゐるのにふと耳を傾けてゐたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

「傾」の読みかた

「傾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「傾」

「傾」の英語の意味

「傾なんとか」といえば?   「なんとか傾」の一覧  


ランダム例文:
子貢   御苦労様   乗艦  

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