...傴僂(せむし)のやうな小使が朝の時間を知らせる鐘を振つて...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...傴僂の両親の外に...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...諸戸屋敷の傴僂さんが...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...久しぶりで傴僂の丈五郎が醜い姿を現わした...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...執念深い傴僂男は...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...これが母に輪をかけた傴僂の醜い子だったので...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...そして年か衰弱のせいのように傴僂(せむし)になっていて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...……」傴僂のアリョーシカが...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...色の黒い・目の凹んだ・傴僂なのだ...
中島敦 「牛人」
...臍(へそ)に顎のくっつきそうな傴僂(せむし)である...
中島敦 「文字禍」
...傴僂という字なら...
中島敦 「文字禍」
...笹屋の宗太郎は、傴僂で跛者で、その上小金を貸して、細い利潤(まうけ)を樂しむ、名題の握り屋です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...だから僕はテーブルの向うでいつも縮こまつて箸を動かしてゐる傴僂男を見ると...
原民喜 「火の子供」
...傴僂(せむし)の道化者汪克児(オングル)は...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...傴僂(せむし)の隠亡(おんぼう)が居る...
夢野久作 「書けない探偵小説」
...傴僂を抱いて寝台の上へ連れていった...
横光利一 「上海」
...傴僂(せむし)だって...
吉川英治 「松のや露八」
...傴僂(せむし)のように尖った老僧の背(せな)は後ろを向けたままで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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