...彼は健筆で、毎日のように手紙を書いている...
...彼女の健筆には、誰もが感心する...
...地元の新聞社に、健筆を買われて新聞記者として活躍した...
...私は健筆とは言えないが、なんとか手紙を書いてみた...
...あの小説家は健筆で有名ですね...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...それに名代の健筆で...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...それに名代(なだい)の健筆で...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...余君穀民が局票の上へ健筆を振うのを眺めた時は...
芥川龍之介 「上海游記」
...そして軽く麝香(じゃこう)の漂うなかで男の字のような健筆で...
有島武郎 「或る女」
...ますます御健筆を御揮い可然候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...なお向後も『ホトトギス』同人の健在と健筆を祈りていささかここに敬意を表し候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...他(はた)で考えるほど愉快なものじゃありませんよ」「でも貴方は健筆家でいらっしゃるから...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ふみたば」
...)河上博士がその説得力に富んだ健筆を振えなくなり...
戸坂潤 「社会時評」
......
原民喜 「遺書」
...御健筆を祈ります...
原民喜 「書簡」
...健筆をふるってこのローマの限りない威勢のほどを我々に感じさせている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...公も興に乗じ酔余健筆を揮って大喜び...
山本笑月 「明治世相百話」
...水蔭の諸兄の健筆で...
山本笑月 「明治世相百話」
...伯もこれには少々驚かれたが例の健筆...
山本笑月 「明治世相百話」
...晴れの場所と諸先生固くなって健筆を揮った中に...
山本笑月 「明治世相百話」
...寺田さんの健筆はこの探究の記録なのである...
和辻哲郎 「寺田寅彦」
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