...事務所には大きな「馬印」が置かれていた...
...その書類に「馬印」を入れて提出してください...
...この品質の「馬印」は信頼性があると評判です...
...「馬印」を活用することで、業務の効率化が図れます...
...彼は大事な書類に必ず「馬印」を押す習慣があると言われている...
...自分の詰所の前の雁木坂に馬印(うまじるし)を立ててゐる...
森鴎外 「大塩平八郎」
...旗さし物も馬印も...
吉川英治 「新書太閤記」
...端午(たんご)をすまして、五月の十二日に、義元の本陣は、嫡子(ちゃくし)の氏真(うじざね)を留守居として府中に残し、沿道の領民が歓呼して見送る中を、歩武堂々(ほぶどうどう)、天日の光を奪うばかりな華麗豪壮な武者、馬印、大旆(たいはい)、旗さし物、武器、馬具など絢爛(けんらん)な絵巻をくりひろげて、上洛の途にのぼった...
吉川英治 「新書太閤記」
...戞々(かつかつ)と、石を蹴り、木の根を踏む馬蹄の音が、はや耳を打って来たかと思うと、馬印、旛(ばん)、旗さし物など、治部大輔(じぶのたゆう)今川義元の本軍は、見るまに、田楽狭間(でんがくはざま)の芝山と低地を、兵と馬と旗と幕(とばり)とで埋めてしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝空に誇っている馬印(うまじるし)の一つは...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬印も、それにつれて、雄大なものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉が陣廻りに歩いている傘や馬印も...
吉川英治 「新書太閤記」
...その麓(ふもと)から堤上数十町にわたる陣々も馬印と旗で埋められていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉はその馬印を...
吉川英治 「新書太閤記」
...みな彼の夜目にも燦(さん)たる金瓢(きんぴょう)の馬印を目がけぬはなかったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...御馬印ノ瓢(フクベ)ヲ御詰カケナサレ...
吉川英治 「新書太閤記」
...金の御幣の馬印も...
吉川英治 「新書太閤記」
...坂上から――坂下から――閃々(せんせん)と勝助の身ひとつにつめよる無数の槍は、その馬印と、勝家なりと信ずる彼の首とを、賭(か)け物のように、「われこそ獲(え)ん」と、競(きそ)い合った...
吉川英治 「新書太閤記」
...このときまだ、羽柴方では、その首級が、柴田勝家ではなく、身代りに立った毛受勝助であったことを知らなかったので――勝家を討ったり!北ノ庄の首級を挙げたぞ!と、動揺(どよ)めき立ち、それと共に、敵の馬印、金御幣も、奪(と)った奪った、と揉み合うばかり喊呼(かんこ)してやまなかったが、ここで、困る問題は、毛受勝助の首を挙げた者は誰か? 馬印は誰の手に克(か)ち取ったものか?諸書すべて、異説紛々で、いっこう分らないことである...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬印の下になした最後の血戦は...
吉川英治 「新書太閤記」
...「主(あるじ)の馬印を乞(こ)いうけ...
吉川英治 「新書太閤記」
...そしてただ千瓢(せんぴょう)の馬印だけが...
吉川英治 「新書太閤記」
...鍾馗(しょうき)のお馬印(うまじるし)が見えるわ! まさしく...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??