...実はもっと健全に理解している...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...少なくとも家を健全にしておかなければいけない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...多分頭が少し健全になつたのだらうと安心した...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...その人と今並んで歩く自分の顔のいかに不健全に病人の如く蒼ざめ...
長與善郎 「青銅の基督」
...彼は健全に生きてゐながら...
夏目漱石 「それから」
...坐(すわ)って居っては何(ど)うしても健全になれない...
「文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎」
...精神がますます健全になる...
夏目漱石 「明暗」
...B氏は横膈膜(おうかくまく)で呼吸して内臓を運動させれば自然と胃の働きが健全になる訳だから試しにやって御覧という...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...一、明朗健全にして、国民性をよく発揚しているものたること...
新美南吉 「童話における物語性の喪失」
...健全に、活々(いきいき)した生命を養はなきやなりますまい...
平出修 「計画」
...それでも最も正当に最も健全に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今日婦人の作家が健全に成長し得ない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...先ず根本的に健全に現実を把握して行こう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...健全に明るくあり得るところ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...華かに不健全に永続したまえ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...用はものを健全にさせる力でもあるのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...もし工藝の世界を健全に発達させようとするなら...
柳宗悦 「民藝四十年」
...果して健全に発達しつつあるであろうか...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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