...会議中に彼は停頓し、しばらく考えてから意見を述べた...
...広告主は新製品の売り上げが伸び悩むと、広告の出稿を一時停頓することがある...
...無人島での生活について考え込んで、彼女は口ごもって停頓した...
...交通の流れが一時停頓し、混雑が生じた...
...疲れがたまってきたので、勉強の進捗を一時停頓することにした...
...横隊戦術の不自然な停頓と...
石原莞爾 「戦争史大観」
...専制君主の傭兵が横隊戦術に停頓せしめたのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...こんなに停頓することは...
海野十三 「流線間諜」
...一切の生活が停頓(ていとん)してしまふ...
高村光太郎 「智恵子抄」
...一切の生活が停頓(ていとん)してしまう...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...先(ま)ず幸子の所で停頓(ていとん)し...
谷崎潤一郎 「細雪」
...最近頓(とみ)に停頓して来たし...
戸坂潤 「社会時評」
...これは原子固有の輻射を手鈎として探求すれば、目的を達し得べきも、輻射は不連續であつて、吸收は連續的に行わるゝ點に、疑惑が多くの人に存して、うかと使い損ずれば大怪我の源となりそうな危險があつたから、暫く停頓した...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...その先はどうしたんだ」暫(しばら)く灯で停頓した話を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...また停頓してしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自分に固執する者は停頓(ていとん)しがちである...
三木清 「西田先生のことども」
...何かの原因で停頓するか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「これは?」検査官の調べがそこで停頓してしまった...
横光利一 「旅愁」
...ここで停頓しているからには...
横光利一 「旅愁」
...実はいまだに停頓している意気地なさでもある...
横光利一 「旅愁」
...野上のあたりに停頓をよぎなくされた...
吉川英治 「私本太平記」
...停頓(ていとん)は意外だった...
吉川英治 「私本太平記」
...何のために行軍が停頓(ていとん)しているのか...
吉川英治 「新書太閤記」
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