...他を知らぬところから進歩が停滞する...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...世界の文明は停滞するものでない...
大隈重信 「早稲田大学の教旨」
...一方それがためにインドの文明は停滞するようになってきたのである...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...それがために俊才は文字を覚えまたこれを使うのに非常に頭を労するので文明が自然停滞するようになったという学者もあるのでありますが...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...……三月廿九日からりと晴れてゐる、まだ腹工合はよくないが、いよいよ出立した、停滞する勿れ、行程三里、相ノ浦、川添屋(三〇・中)物乞ふとシクラメンのうつくしいこと恋塚といふ姓、夫婦株式会社といふ看板、町内規約に依り押売・物貰・寄附一切御断りといふ赤札...
種田山頭火 「行乞記」
...大抵はそこらでえらくなつて停滞する...
田山録弥 「三月の創作」
...自分のからだじゅうの血液ははじめてどこにも停滞する事なしに毛細管の末梢(まっしょう)までも自由に循環する...
寺田寅彦 「備忘録」
...いかなる真理にも停滞するな...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...それは外でもない自然科学の理論そのものが停滞するということである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そこに停滞することでは決してないのだが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その毛がどうかして胃袋のなかに停滞することがある...
豊島与志雄 「文学以前」
...そんな二銭のコマで停滞する事は止(や)めて下さい...
林芙美子 「新版 放浪記」
...訴訟は停滞することはできません...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...水の低きに就(つ)くがごとく停滞するところなし...
正岡子規 「俳人蕪村」
...水の低きに就(つ)くが如く停滞する所なし...
正岡子規 「俳人蕪村」
...此處で些(ちよつ)と停滞する...
三島霜川 「昔の女」
...停滞する暇がなかった...
柳宗悦 「民藝四十年」
...官僚任せの孤立的教育に停滞するのはやむをえないことだと思います...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
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