...抑々(そもそも)の創始(はじめ)から此学校と運命を偕(とも)にした...
石川啄木 「葬列」
...大正三年八月の偕行(かいこう)社記事の附録に「兵力節約案」というものが出ている...
石原莞爾 「戦争史大観」
...この「まどき」というは偕行社(かいこうしゃ)の真裏(まうら)に当るの世継稲荷(よつぎいなり)の奥の代用小学校の持主で本名を中川真節といった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...願くは彼女の霊(れい)天(てん)に在りて主と偕(とも)に安かれ...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...私の友人の偕楽園主人は随分普請に凝る方であるが...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...兎に角部分的には最早(もう)偕白髪(ともしらが)と云う域(いき)に達した訳である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...――視よ我(われ)戸の外に立ちて叩くもしわが声を聞きて戸を開く者あらば我その人の所(もと)に就(いた)らん而して我はその人と偕(とも)にその人は我と偕に食せんその時ふっと物影が彼女の顔を横(よぎ)った...
豊島与志雄 「湖水と彼等」
...そしてその言葉は「道(ことば)」となる(訳者注 太初に道(ことば)あり道は神と偕にあり道は即ち神なり云々――ヨハネ伝第一章)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...偕行社病院で旧同僚が彼を囲んで会食を行い...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...其事情は如何ようにても、既に結婚したる上は、夫婦は偕老同穴、苦楽相共の契約を守りて、仮初にも背(そむ)く可らず...
福沢諭吉 「新女大学」
...兄夫婦共に、偕楽園へ行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...偕楽園が食ひたくなり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...上品なる点に於て偕楽園ほどの支那料理は他にあるまい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...すると悟空の心臓には常に倍した偕々勃焉の血潮が蘇り...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...神と偕(とも)にあり...
三木清 「語られざる哲学」
...すべて生物学上から見ても心理学上から見ても生殖の業およびこれに偕(ともな)う感触がすこぶる死に近い...
南方熊楠 「十二支考」
...宇清蔚は霞亭と偕に竹里に来て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...王国の賛沢な偕調(メロデー)が部屋を満たして...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
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