...またこの頃殲滅戦略を愛用したカール十二世は作戦的には偉功を奏しつつも...
石原莞爾 「戦争史大観」
...続々(ぞくぞく)と偉功(いこう)を樹(た)てた...
海野十三 「蠅」
...三 誇るべき基督の偉功男女両性の問題については古来幾多(いくた)の思想家も...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...その偉功は顕著であって到底(とうてい)これを他教に求むべくも無い...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...日清の大勝にも、日露の大勝にも、こゝの數十の煙突、與つて偉功あり...
大町桂月 「小石川臺」
...「『不成功でありすぎるは危険なり』というか――『偉功をたてすぎるものは嫉妬を招く』というか――されど余は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...人の眼を驚かす程の偉功をも建てる事が出来るのだけれど...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...伯が手際巧みに偉功を奏せむことを祈り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伯が手際巧みに偉功を奏せむことを祈り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...飯島忠夫の両博士は支那古代の天文学史の研究に偉功ある人...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...田畑に害ある諸動物を除く偉功を認めかく敬わるるは当然だといった(アストレイ...
南方熊楠 「十二支考」
...その母が武帝を立てた偉功あるにかかわらず廃せられ...
南方熊楠 「十二支考」
...腎臓病並に心臓病には偉功あり...
村井弦斎 「食道楽」
...昔し欧洲に在て震天動地の偉功を奏せし宗教改革諸英雄の如き人傑あらしめば吾人は如何に頼母敷(たのもし)からずや...
山路愛山 「英雄論」
...何といっても当局の偉功であると...
夢野久作 「老巡査」
...偉功(いこう)を立てた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...噂をきいてそこもとの偉功をたたえて待っているか知れますまい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そのために反って思いがけぬ偉功を立てることになった...
和辻哲郎 「鎖国」
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