...凡そ或人の強いことを證明するものは之に敵對する偉力の征服である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...このレンズ砲が偉力(いりょく)を発し...
海野十三 「怪星ガン」
...影も形もなくなってしまうのだ」それが十号ガスの偉力であった...
海野十三 「火星兵団」
...高射砲の偉力とは...
海野十三 「空襲警報」
...その偉力は実に素晴らしいものである...
海野十三 「軍用鼠」
...博士の音楽浴の偉力によって...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...僕はつくづく恋の偉力を感じた...
江戸川乱歩 「黒手組」
...科学の偉力そのものに感謝したがいい」「あなたは...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...資本主義工業は科学を資本の偉力の下に屈せしめ...
戸坂潤 「読書法」
...かかる映画の偉力に無関心に...
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」
...かの條例はこの偉力のために廢止されなければならなかつたのである...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「受動的抵抗の理論と實行」
...一つの理解しえざる偉力なり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かれプラトンはこの運動の偉力を重視しているのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「恋愛の偉力に降参しながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)悪魔の偉力は腰にありと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...殊にこの都においてはその偉力無限なり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――広茫(こうぼう)無限な大自然の偉力に対して...
吉川英治 「三国志」
...得々(とくとく)と自己の偉力を誇っていたところだったからである...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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