...そうなると弾丸の偉力がなくなる...
海野十三 「海底大陸」
...この某国大使館における始末機関の偉力(いりょく)とですぞ...
海野十三 「大使館の始末機関」
...わしは君に、わしの偉力を、ちょっぴり見せたかったのだ...
海野十三 「地球要塞」
...僕はつくづく恋の偉力を感じた...
江戸川乱歩 「黒手組」
...科学の偉力を示すものは科学自身でしかあり得ないが...
戸坂潤 「科学と科学の観念」
...この傑出(けっしゅつ)した巨匠(きょしょう)の偉力は...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...かかる映画の偉力に無関心に...
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」
...その偉力を漸く発揮することで...
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」
...そこで我々は科学の偉力を信じないわけには行かないが科学の傲慢を許すにはまだ早いようです」穏健なる紳士がこういいながら立ち上ると一同も立ち上って歩き出したが足よりも口の方が盛んである...
中里介山 「山道」
...吾々の眼前に現われる大偉力の事例は多数であるから...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...音楽がその偉力(いりょく)を現(あらわ)してきた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...その自然の偉力に対し常に対抗するかの境遇に立っておられる方々の集りであるから...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...自然の偉力によるのでございまして...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...やめんか!」「馬鹿野郎! やめられるかい!」「やめろったらやめんか!」「そっちこそ邪魔だてやめろ!」その間にもぐんぐん三十のマンノーは働いて共同耕作の偉力を示すばっかりだ...
「共同耕作」
...石の身ながら神は医師の偉力を感じたり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「恋愛の偉力に降参しながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼の偉力が他のいろいろな偉力をおさえつけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...馬の偉力は唯一の器械力であった...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??