...假りにそれが最低數の4とすれば...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...されば、初には、附録として、語法指南、字音假名づかひ、名乘字のよみ、地名苗字などの讀みがたきもの、和字、譌字、又は、諺、など添へむの心なりしかど、(語法指南のみは、篇首に載せつ)今はしばらくこゝにとぢめて、再版の時を待つことゝはせり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...その假ごとに酒船一〇を置きて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...11.よくかういふ抗議をきく:假令詩人がどんなに理想を念頭に置いて仕事をしたつて...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...My order was to go.c. 假定法未來 If he should come, we should go. の代りに If he came, we would go. を用ゐる...
高田力 「ベーシック英語」
...かねて假りの住居の望みなる吉野も程遠からねばそれより大和街道を志て名張(なばり)に向ふ...
近松秋江 「伊賀、伊勢路」
...その他「醤油を精製する法」「雷除けの法」「亞鉛を鍍金する法」「假漆油を製する法」「ガルフアニ鍍金の法」といふやうなことばかりで...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...俄に立憲大臣に假裝して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...付レ郡假授...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...西洋風の假綴の體裁をなし...
内藤湖南 「文溯閣の四庫全書」
...假に先づ三萬五千圓とすれば...
福澤諭吉 「人生の樂事」
...本當に!」假令(たとへ)もう間もなく私の主人ではなくなるといふことや...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...……さういふ王朝文學獨得の花やかで寂しい情趣をいま假りに措いて...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...假に今日發音的に新しく或る假名を定められたと考へませう...
森鴎外 「假名遣意見」
...世間に流布(るふ)してゐる定家假名遣と云ふものは親行の孫の行阿の「假名文字遣」に據るので...
森鴎外 「假名遣意見」
...口語の廣く用ゐられて來るやうなものを見ては之れをぽつ/\引上げて假名遣に入れる...
森鴎外 「假名遣意見」
...若し假名遣を俗言に應用する意があつたならば...
森鴎外 「假名遣意見」
...例之ば和行の假名を以て言つて見ますると「居る」と云ふ語は假名遣を存して置く...
森鴎外 「假名遣意見」
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