...假りにそれが最低數の4とすれば...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...平假名のふりがなは芥川夫人...
小穴隆一 「二つの繪」
...此間(このあひだ)にロミオは假面(かめん)のまゝ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...ないしは誰かが片假名の種字をむかふで書いたか...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...假りに董其昌の語を借りて言ふと...
内藤湖南 「北派の書論」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...拙い假名文字(かなもじ)でたつた三行ばかり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎はでつかい財布の中から半紙一枚に假名で書き流した手紙を出して見せるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んの假借(かしやく)もありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かのあらゆる一切の形相を假象として排斥し...
萩原朔太郎 「青猫」
...今假りに聯關が姿を消し單一なる内容のみ殘つたとすれば二つの契機は同時に消されねばならぬであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...今假りに吾々自身アガペーまで昇り得たとして――かくの如き自信ははじめより自惚自己欺瞞の危險に晒されてゐるが――しか假定して...
波多野精一 「時と永遠」
...今假りに嘉禄二年を以て追記と否との經界と定むるときは...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...爾後の資格を今より假定して帝室と分離し...
福沢諭吉 「帝室論」
...ポケットから黄いろい假綴の本をとり出すと...
堀辰雄 「匈奴の森など」
...考へるといふことが本質的には假説的に考へることであるためである...
三木清 「人生論ノート」
...世界中で最も發音的に完全な假名は古い所では Sanskrit の音字...
森鴎外 「假名遣意見」
...其中からどれだけのものを採つて假名遣に入れると云ふときの基礎にならうと思ふ...
森鴎外 「假名遣意見」
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