例文・使い方一覧でみる「偃松」の意味

...十　岩石と偃松この近辺を界して... 十　岩石と偃松この近辺を界しての読み方
鵜殿正雄「穂高岳槍ヶ岳縦走記」

...そして偃松の生枝（なまえだ）をもやしては... そして偃松の生枝をもやしてはの読み方
大島亮吉「涸沢の岩小屋のある夜のこと」

...偃松帯に取付きて... 偃松帯に取付きての読み方
大町桂月「層雲峡より大雪山へ」

...いざとて偃松帯を上る... いざとて偃松帯を上るの読み方
大町桂月「層雲峡より大雪山へ」

...上るに従って、偃松小さくなり、傾斜緩（ゆるやか）なる処に至りて、低く地に偃（ふ）す... 上るに従って、偃松小さくなり、傾斜緩なる処に至りて、低く地に偃すの読み方
大町桂月「層雲峡より大雪山へ」

...ついに蒼黒い偃松の海に乗り入って... ついに蒼黒い偃松の海に乗り入っての読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...偃松の団落を小楯にとり... 偃松の団落を小楯にとりの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...今度は偃松で、前の白檜がやや距離をおいての場合と異なり、すぐ眼前の出来事だった...
中村清太郎「ある偃松の独白」

...左手の小高い山坡の偃松の中に... 左手の小高い山坡の偃松の中にの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...阿佐ヶ谷にて）――「山」二巻二号――ある偃松の独白（小説）――絵画「老いたる偃松」の姉妹作――〔小引〕――偃松は... 阿佐ヶ谷にて）――「山」二巻二号――ある偃松の独白――絵画「老いたる偃松」の姉妹作――〔小引〕――偃松はの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...老いたる偃松（木曾駒ガ岳）画家はそれでも... 老いたる偃松画家はそれでもの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...私は偃松の間で見たが... 私は偃松の間で見たがの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...北寄り、南よりと、崩壊や草地を選んで、南を巻くようにくだり、偃松や岳樺、ナナカマドなどのやぶに阻まれると、枝折（しお）り代りの切分けを作って、乗り越えてゆく...
中村清太郎「ある偃松の独白」

...雪消の岩と偃松で黒々と描き出す奔馬の姿は... 雪消の岩と偃松で黒々と描き出す奔馬の姿はの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...（ホ）灌木帶（かんぼくたい）（偃松帶（はひまつたい））... 灌木帶）の読み方
本多靜六「森林と樹木と動物」

...偃松（はいまつ）... 偃松の読み方
百瀬慎太郎「案内人風景」

...偃松の幾谿を越えて遠くの方に薄い煙が見える... 偃松の幾谿を越えて遠くの方に薄い煙が見えるの読み方
吉江喬松「木曾御嶽の両面」

...偃松の上を滑り砂礫（されい）の上を包み... 偃松の上を滑り砂礫の上を包みの読み方
吉江喬松「山岳美觀」