...彼女はとても倹素で、贅沢品を買わない...
...父は倹素な生活をしているので、よく節約する...
...彼は倹素に生きているため、富裕層の暮らしには慣れていない...
...倹素を旨とする家庭は、家計の管理が上手い人が多い...
...倹素に生きることが、将来に備える上で大切であると思う...
...奥向にも倹素の風行はれしは...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...しかしひとり巽斎だけは恬然と倹素に安んじてゐた...
芥川龍之介 「僻見」
...」倹素に安んじた巽斎の偏愛を避けたのは勿論である...
芥川龍之介 「僻見」
...内に倹素を忍んで...
森鴎外 「渋江抽斎」
...或(ある)友人から巴里(パリイ)人は倹素(しまつ)だから家庭へ入(はひ)るのは不愉快だと聞かされて居たが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...身に過ぎた華奢(くわしや)を欲しない倹素な性質の仏蘭西(フランス)婦人は...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...倹素な衣食に甘んじつつ過度の勤労に服する支那人に対して...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...謹慎(きんしん)忠誠(ちゅうせい)倹素(けんそ)の三つにあったようである...
吉川英治 「三国志」
...身を持(じ)すること倹素...
吉川英治 「三国志」
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