...倶利伽羅(くりから)に掛(かゝ)る...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...一門の存亡を賭(と)せし倶利加羅(くりから)...
高山樗牛 「瀧口入道」
...日本の倶利加羅紋紋(くりからもんもん)とはちょっと気分がちがっている...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...実はなよの命令を倶利加羅流(くりからりゅう)に崩(くず)したんだから...
夏目漱石 「坑夫」
...俗に云う無間山(むげんざん)こと倶利(くり)ヶ岳(だけ)の中腹に...
夢野久作 「名娼満月」
...倶利伽羅(くりから)のつづら折で生れましたので...
吉川英治 「新書太閤記」
...倶利伽羅(くりから)の嶮(けん)を中心とする山また山は...
吉川英治 「新書太閤記」
...倶利伽羅には、さきに佐々方が、砦(とりで)を設け、前田方の津幡(つばた)、鳥越(とりごえ)に備えてはいたが、そこの小規模をもって、かれを圧するには足りず、守るには、火急の場合、後方との連絡や援護に、余りにも遠く、また地勢の不便が甚だしかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...津幡と倶利伽羅(くりから)との中間――鳥越城(とりごえじょう)へ進路をとった...
吉川英治 「新書太閤記」
...倶利伽羅のとりでには...
吉川英治 「新書太閤記」
...源平合戦七百七十年の倶利伽羅法要が...
吉川英治 「随筆 新平家」
...前号の倶利伽羅谷の凄惨な大量戦歿の場面と...
吉川英治 「随筆 新平家」
...倶利伽羅坂(くりからざか)十八町を...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...さっき倶利伽羅坂(くりからざか)の上にみえた二人が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...倶利迦羅紋々(くりからもんもん)の素ッぱだかが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...頭の上からかぶせられた倶利伽羅紋々(くりからもんもん)の死骸――すなわち仲間(ちゅうげん)の宅助だった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...倶利伽羅坂(くりからざか)でもかなりヘトヘトになった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ウム」「倶利伽羅坂(くりからざか)でございます」「ちょっとくたびれたよ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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