...ポオル叔父さんの本当の事についての話には倦く事を知りませんでした...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...(び)々として倦くことなく...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...話し倦くる塩(マヽ)昆布湯を飲んで...
種田山頭火 「其中日記」
...関節が、倦くて、堪らないから、揉みたい、と思ったが、もう、手を動かすのも、厭であった...
直木三十五 「南国太平記」
...倦くことを知らずに啜ったこともありました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...倦くことも無く繰り返して居たのです...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...もろもろの野菜たちよ!貪欲倦くところなき僕は...
古川緑波 「想い出」
...何とも云へない快く物倦く哀しい全身全霊の痺れと疼きとは!もうそのひともなく...
正岡容 「吉原百人斬」
...倦くなき努力をつづけてきた江戸川君の労は...
森下雨村 「三十六年前」
...倦くまで研究心を失いたくはないと思う虚剛と...
横光利一 「夜の靴」
...その傍で女の亭主は倦くまで理想主義のトロツキストを支持しつつ...
横光利一 「旅愁」
...自分の貧しい自然科学の知識を倦くまで用いねばならぬのだと思うと...
横光利一 「旅愁」
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