...値打ちが違ふと出た言葉には...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...何十万円という値打ちのものです...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...自分の方からいい寄ったりしたら値打ち下る思い込んでる...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...あの『売女(じごく)』の靴の裏ほどの値打ちもないと...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一羽一銭の値打ちもないすずめ...
永井隆 「この子を残して」
...だから誠一がこの研究に一生をささげる値打ちは十分ある...
永井隆 「この子を残して」
...値打ちのある決心をしたわけだから...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...知る値打ちのあることをなんでも言わせることができる...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...そこがこの歌の値打ちである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...値打ちがあるからだ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...抜け目のない団長はババの値打ちより遙かに少ない手当を払っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...新聞社の観点では三段の値打ちがある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...お金の値打ちが下って...
宮本百合子 「幸福について」
...名を記す必要のない品物の値打ちを...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...実用品の値打ちがないでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...「おれにはそんな値打ちはありゃあしねえ...
山本周五郎 「さぶ」
...叱られる値打ちがある...
吉川英治 「折々の記」
...値打ちからいって違いはないわよ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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