...おごる値打ちがある...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...どれほどの値打ちがあるかわかりません...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...一頭の象のほうがずっとお値打ちだろ...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...すでに犬の値打ちを熟知しているのですから...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...貨幣などは何の値打ちでもありません...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この大量では宝石類の値打ちもさることながら...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...ホーホケキョウの地声の外にこの二種類の啼き方をするのが値打ちなのであるこれは藪鶯(やぶうぐいす)では啼かないたまたま啼いてもホーキーベカコンと啼かずにホーキーベチャと啼くから汚(きたな)い...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...自分の方からいい寄ったりしたら値打ち下る思い込んでる...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...諸君がわたしなどに声をかける値打ちがあると認めるならば)...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...宿屋の亭主なんか一文の値打ちもねえ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こんなことをしてもらう値打ちがない」と...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...新聞記者になって貧乏と忙しさに引きずり回されただけの値打ちは...
野村胡堂 「胡堂百話」
...誰もあなたのことを気にはかけますまい」「見る値打ちがありますかね?」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...許されん願ひなりせば君が死をせめて未来に置きて恐れんこの歌の値打ちは最後の「恐れん」の一句にある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...その位この歌の値打ちを私は高く評価するものである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...大変な値打ちのある代物だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...梅の実(み)一つの値打ちもありません...
吉川英治 「三国志」
...とくと吟味をしてみる値打ちがござりましょう」「あるとも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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