...我が敬慕に値する善良なる女教師山本孝子女史は...
石川啄木 「雲は天才である」
...あなたの健全な自由に価値するほどの...
谷譲次 「踊る地平線」
...かういふ一日は一年にも十年にも値する...
種田山頭火 「行乞記」
...孜々として倦まれざる態度は畏敬に値する」といって...
知里真志保 「アイヌ語学」
...軽減に値する事由があり...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...捜査に値する犯罪そのものがない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...立派に学位に値するだけのものはあるのである...
戸坂潤 「社会時評」
...たれかほんとうに愛されるに値する者があろうぞ?ある晩...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼の霊妙な描写の筆に値する程のものでなければ我慢がならなかったのである...
中島敦 「光と風と夢」
...とにもかくにも注目に値する(コロムビアJ八七〇四)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...十分政府の注意に値するものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...わたしが父から聞いた・彼の時代の純潔さに関する・物語は驚嘆に値する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その一尺がどれほどに値するかを知っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...不孝の罪だけでも死に値する...
吉川英治 「剣の四君子」
...四番目に値するものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...道程(みちのり)にすれば実に短い――時間にすれば何万何千里にも値する歳月の遥けさをとおって...
吉川英治 「親鸞」
...あらゆる物が、それを獲得し、かつそれを処分せんと、すなわちそれを他の何物かと交換せんと欲している者に、真に値する所は、それが彼自身をしてこれから免れしめることが出来、かつこれを他人に課することが出来る所の、骨折と煩苦とである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...…………………………………………………………………一二―――――――――各労働者に対し七二従って十名の労働者は一年につき七二〇磅(ポンド)に値するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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