...再思三考に値する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...確かに一驚に値する奴なんだが...
大阪圭吉 「闖入者」
...当然君の作が金賞に値すると審査した結果であるから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...孜々として倦まれざる態度は畏敬に値する」といって...
知里真志保 「アイヌ語学」
...これは少なくとも一顧に値するだけの問題にはなると思う...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...とにかく以上の事実は記録に値する...
寺田寅彦 「柿の種」
...この辺の心事は貴下平素の審美論にも一致致すべき次第一層御同情に値する事かと愚考罷在(まかりあり)候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...究めれば必ず深く尋ねるに値するものであり...
中谷宇吉郎 「雪」
...本堂の左右から背面へかけて接合された大きな修道院(それは公開されてない)の一部に包み込んであるロヨラの生家は十分に一見に値するものであつた...
野上豐一郎 「聖ロヨラ」
...のしかかる名誉に値するか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...しかし純粋の愛の快楽は最も発達した理性と最も洗練された徳性との考慮に値するであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かかる客観性の故に自己の歴史は告白するに値するのであって...
三木清 「親鸞」
...是は確に先生の一讚詞に値するとおもつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...むしろ同情に値するものがあつたであらう...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...抹殺に値することが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...知るに値するすべてのことを心静かに瞑想し研究することをうる境遇にあるも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人間をただ尊敬と信頼に値する性善の存在として美化するのも...
矢部貞治 「政治学入門」
...ポルトガルにおいてはその輸出国において値するよりもより多くの金に対して売れない限り...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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