...それから以来紅葉の真蹟は益々(ますます)持てはやされて今では短冊一枚が三十円以上を値いしてるそうだ...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...また心霊上その価値を了(さと)れり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...値だんを百五十ポンドに妥協しましょうよと提言した...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...商品としてはほとんど価値を認められません』私はなるほどと思い...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...わたしはこの地球が今やはじめてそれに住む値打ちのある種族をもったのだという気がする...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...価値を生むのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...とに角常識水準とも云うべき価値の標尺を持ち出している...
戸坂潤 「思想としての文学」
...しかも両者が等値的な関連をもっていることを指すのである...
中井正一 「「見ること」の意味」
...浮世絵は外人の賞するが如く啻(ただ)に美術としての価値のみに留(とど)まらず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...いい値に売り飛ばそうとする矢先を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かつては本当に財宝のような価値のある絆によって結ばれた親戚筋に当たられる方です...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...文化的価値が自然的価値の中に次第に頭角を現わして行く過程を歴史と名づけるならば...
三木清 「語られざる哲学」
...そしてその価値は決してそれから生れ出るものに基くのでなく...
三木清 「哲学入門」
...そういう実質において価値ある生命のねうちは実に高く...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...キャベツを秤にかけたうえ値段をきめた...
山本周五郎 「季節のない街」
...予言というものは的中するとひどく価値が薄れるもので...
横光利一 「夜の靴」
...諸貨物と穀物との相対価値を変更することによって...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...どこか一方へ偏すればそれきり他の方面を無価値に見てしまうほど...
和辻哲郎 「すべての芽を培え」
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