例文・使い方一覧でみる「倣う」の意味

...一九二三年発行カモン将軍の『ナポレオンの戦争方式』には「一八七〇年以後は普軍に倣う風盛んで...
石原莞爾「戦争史大観」

...欧州大陸の諸強国は次第にこれに倣う事となった... 欧州大陸の諸強国は次第にこれに倣う事となったの読み方
石原莞爾「戦争史大観」

...少し見倣うがよい... 少し見倣うがよいの読み方
直木三十五「南国太平記」

...それ故わたくしは先哲の異例に倣うとは言わない... それ故わたくしは先哲の異例に倣うとは言わないの読み方
永井荷風「西瓜」

...「西施（せいし）の顰（ひそ）みに倣う」ということあり... 「西施の顰みに倣う」ということありの読み方
福沢諭吉「学問のすすめ」

...人を慕うのあまりにその悪事に倣うとは笑うべきのはなはだしきにあらずや...
福沢諭吉「学問のすすめ」

...その人民の貧富不平均の弊をも兼ねてこれに倣うべからず... その人民の貧富不平均の弊をも兼ねてこれに倣うべからずの読み方
福沢諭吉「学問のすすめ」

...その体裁を貞永式目に倣うたことは... その体裁を貞永式目に倣うたことはの読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...とあるに倣うて、その巻首に、せん／＼のせいはいにおゐてハ、りひをたゝすにをよハす、いまよりのちハ、この状をあひまもり、他事にましハるへからす、と記し、神社の事を冒頭に置き、また巻尾の起請文も貞永式目のと殆んど同一の文を用い、終りに数行の増補をなしたるのみなるに依りてこれを知ることが出来る... とあるに倣うて、その巻首に、せん／＼のせいはいにおゐてハ、りひをたゝすにをよハす、いまよりのちハ、この状をあひまもり、他事にましハるへからす、と記し、神社の事を冒頭に置き、また巻尾の起請文も貞永式目のと殆んど同一の文を用い、終りに数行の増補をなしたるのみなるに依りてこれを知ることが出来るの読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...これはけだし晋律の用例に倣うたものであって... これはけだし晋律の用例に倣うたものであっての読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...彼の説に倣うという有様であった結果に過ぎないのである... 彼の説に倣うという有様であった結果に過ぎないのであるの読み方
穂積陳重「法窓夜話」

...これに倣うて山姥も天を仰いで呼ぶと腐った縄が下る... これに倣うて山姥も天を仰いで呼ぶと腐った縄が下るの読み方
南方熊楠「十二支考」

...他の諸馬これに倣うて各退却してその後の馬を衝いた... 他の諸馬これに倣うて各退却してその後の馬を衝いたの読み方
南方熊楠「十二支考」

...下これに倣うてようやく事成る... 下これに倣うてようやく事成るの読み方
南方熊楠「十二支考」

...これに倣うて教え込んだのだと... これに倣うて教え込んだのだとの読み方
南方熊楠「十二支考」

...日本国より欧州に倣うたでもない... 日本国より欧州に倣うたでもないの読み方
南方熊楠「十二支考」

...そして丸尾さんを倣う心がいつの間にか爺さんの内には根になっていて...
矢田津世子「神楽坂」

...地方はそれに倣うたのだから... 地方はそれに倣うたのだからの読み方
柳田國男「祭のさまざま」

「倣う」の読みかた

「倣う」の書き方・書き順

いろんなフォントで「倣う」