...蒲團を借ることも出來るけれど...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...夕方になるとたうとう電燈料を借ることにして...
種田山頭火 「一草庵日記」
...どうぞヅロース一番せられよ(天声子の語を借る)...
種田山頭火 「行乞記」
...借るところもないし...
種田山頭火 「其中日記」
...或る店で白米少々借ることが出来た...
種田山頭火 「道中記」
...449 王漁洋の句を借る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...馬の力を借る必要はない...
中里介山 「大菩薩峠」
...黙って借るんかな?」「そうじゃ」「借るんなら...
火野葦平 「花と龍」
...虎の威を借る狐の...
火野葦平 「花と龍」
...あるいは世間に外国人の名目を借る者はあらずや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...この猴の像を借り受けて寝る時はたちまち子を授かるとて諸方よりこれを借る者多かりし故なり...
南方熊楠 「十二支考」
...わたくしは的矢の北条氏所蔵の霞亭尺牘一篋(けふ)を借ることを得た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中には貸本屋に借る外に...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...もしくは人の知らぬ名を署して新聞紙を借ることもある...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...十一月百目筒三挺を買ひ又借る...
森鴎外 「大塩平八郎」
...悪魔の手を借るまでもないがなあ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...予も頼もしく思うて彼の力を借るのじゃ...
吉川英治 「三国志」
...馬の背を借るでもなく...
吉川英治 「平の将門」
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